さすがに男の人は
言うことがちょっと違うなぁ・・・と
思うことがあります。
ブログに書いても良いよ、
と許可済みですので書かせていただきますね。
彼は拡張型心筋症で「余命半年」と
診断された人ですが
もう、覚悟は決まっておられたのか
「僕は秋には居なくなってるんや・・・」
と、おっしゃいました。
そして
「困難を乗り越える。それが男だ!」
と言われるので
0-リングテストで確かめてみると
「困難を乗り越えてこそ、男だ!」
というのが、入っていました。
私が
「この思考パターンを変えませんか?」
といっても
「俺は変えたくない。男たるものは
こうでなければ、いかん」
とおっしゃるのです。
・・・・・・。
この思考パターンだと
困難や事故を引き寄せては
それを乗り越えていく
ということですから
「俺は男だ!っていうのはいいけど
今回は、乗り越える前に死んじゃうよ。」
というと、彼は考えて
「そうですね。
死んだら乗り越えられないですね。
書き換えてください」
とおっしゃいました。
実際、彼は
工事現場で高い所から転落して
複雑骨折で3ヶ月も入院されました。
他にも色々あったようですが
彼は、乗り越えてこられました。
潜在意識は、良い、悪い、の判断はしません。
それを良いことだと思っていると
思考の量が貯まると
現実化させようとします。
勿論、書き換えましたよ。
「困難を乗り越えなくても
男らしくいられる」
その他
「病気にならなくても
家族は仲良くまとまる」とか
色々書き換えたような気がします。
シンノオルには心臓疾患の治験例が
沢山ありますから
私は治ると信じてやっていたので
ご本人に治る気がないなら
ムダになります。
彼の思考パターンを書き換えることで
ホッとしたのは
私の方だと思います。
さて、彼の思う男らしさは、何なのでしょう。
困難を乗り越えることだけが、男でしょうか?
家族を養う為に夜勤までして働いて
自分の小遣いは少しだけで
稼ぎのほとんどを
家族の為に使っている彼は
もうすでに充分男らしいと思います。
危険な工事現場では
神経を張り詰めて仕事をされています。
これ以上、困難を引き寄せなくても
私は、男らしいと思いました。
女の人とはまた違った思考パターンで
心に残っております。
あれから10年経ちましたが
彼の拡張型心筋症は
異常なし、となっています。