心配事というのは
生きている限り起こってくる、といいますね。
他人事のように言ってますが
小さな事件が起こるたびに
パニックになっていた私は
どれだけ周りの人に迷惑をかけたことやら・・・
それはさて置き
T子さんは20年ほど前
子宮ガンと診断されたのですが
胃にもポリープがあるし
乳房にもしこりがあるので
もし、子宮ガンの手術を受けても
無駄だろう、と勝手に思い込んで
ホスピスへ電話した人です。
当時
出来たばかりのエキス温熱を試してみたくて
ウズウズしていた私は
「一度、温熱してみたら?」
とお誘いしたのです。
「私、もうそんなに長くは生きられないわ」
と落ち込んでいたT子さんは
ダメで元々、という気持ちで
温熱に来てくれました。
週1回、半年ほど温熱して検査に行くと
子宮にあったガンは消えていて
いっしょに胃のポリープとお乳のしこりも
消えていたので
「へぇ~こんなのでガンが消えるのね」
と、ガンのイメージが
すっかり変わってしまったのです。
そんなT子さんが
20年経って
子宮ガンが再発したのです。
半年前に
ご主人が心臓発作で入院し
退院したかと思うと
今度は友人のご主人が胃癌になり
自分の事のように心配していたのが
今度はT子さんのご主人が
大腸に腫瘍があるのが分かり・・・と
立て続けに心配事が起こって
彼女はすっかり憔悴してしまいました。
20年ぶりの再発。
こういうのは再発というのでしょうか。
ガン細胞は
毎日2000~5000個ぐらいは
出来ているそうです。
それを免疫細胞が押さえてくれているから
私たちはガンにならずに済むといいます。
強いストレスが続いて免疫が低下してしまうと
押さえが効かなくなるのですね。
T子さんは以前
温熱していてガンが消えたことで
また、温熱すれば大丈夫、と思いつつも
ご主人のことが心配で落ち着かないようです。
夫婦とはいえ
ご主人とは考え方も違います。
ガンになったからといって
いきなり
そうだ、温熱だーー
なんて、ひらめきませんよね。
生活習慣病といっても
自分の習慣の何がガンを生じさせたのか
分からないだろうと思います。
ご主人は病院での治療を選択されました。
彼女は不安と心配で
ゲッソリしてしまわれたのです。
このままでは
温熱しても変化が出ないだろうと思い
彼女に
「大丈夫。物事は良いほうへ向かう」
と心の中で決めてください
と言ったのです。
脳波をシータ波にして
彼女の潜在意識にも入れました。
「物事は良いほうへ向かう」
というのが潜在意識に入っていると
良いほうへ向かうものを
引き寄せるのです。
T子さんのガンが消えた体験があるのだから
ご主人も、色んなことに気付かれると思います。
まず、自分です。
自分が元気になることです。