人は都合の悪いことは
記憶から消してしまう
といわれますが、なるほど・・と
思ったのです。
電車の中で
小学校1年生ぐらいの男の子が
走り回っています。
お母さんは小さな女の子を抱えて
沢山の荷物があり
通路へしゃがみ込んでいました。
男の子が走るのを注意するのですが
全然言うことを聞かず
相変わらず走り回っています。
戻ってきた男の子を
お母さんはついに
バシッ!と平手打ちしたのです。
男の子はお母さんの顔を見て
えっ?何で?
と言ったのです。
彼は自分が電車の中を走り回って
人に迷惑をかけていることで叱られた
ということが分かってないようです。
そしてまた、すぐに
電車の中を走って行ってしまいました。
この子がこういう調子で
こういうことを繰り返していたら
ひょっとしたら
「僕は何も悪いことはしていないのに
お母さんは、しょっちゅう僕を叩いたんだ」
という記憶になるのでしょう。
お母さんは女性のエネルギーです。
この思考が溜まると
「女性は乱暴だ」ということになり
大人になり
気のキツイ女性を引き寄せては
揉める、ということも
あり得るなぁ・・・と思ったのでした。