夫が奈良県の台高山脈へ出かけたのです。

 

 

 

 

 

 

テントを張るというので

リュックの重さは20キロを越えていたと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

綺麗なミツバツツジや

 

 

 

 

 

 

 

 

アケボノツツジの写真を見せてくれて

感動に浸っていたのですが・・・

 

翌日

起きて来ないので見に行くと

 

横たわったままハーハーと苦しそうなのです。

 

大丈夫?と聞くと

 

「目まいがする」というのです。

 

はは~ん。肩を凝らしたな。

リュックが重かったんだ・・・

 

と、さっそく肩と首をほぐしにかかりました。

 

夫は

「シンノオルをしてくれ」といったのですが

 

「こんなの、手でほぐしたらすぐに治るよ」

と、ほぐし続けたのです。

 

しばらくすると

「目まいが止った。ありがとう」と

起きてきました。

 

夫は、いつもと変わりなく過ごしましたが

 

次の日、

「胸が苦しい」と言って来たのです。

 

妙だな、夫の体の周辺には

特に変な波動はないけどなぁ・・・

 

と思いながら

もう一度、肩をほぐし始めて

 

しばらくして

手が心臓の上の波動を感じた瞬間

 

バチーン!!と私の手が

 

ハジカレマシタ

 

夫も

「何だっ。体が揺れたぞ」

とビックリしたようです。

 

目をつぶって心臓を視ると

なにか黒い手のようなものが

夫の心臓に張り付いているのです。

 

なんだろう・・・黒い手が写ってるのだけど・・・

 

といって、心臓に気を送ったのです。

 

手に見えるけど、人間の手じゃないような・・・

 

動物霊の言霊を使ってみるか・・・

 

いや、霊と決め付けてはいけない。

 

普通にヒーリングした方が・・・

 

頭の中で考えがぐるぐる回りました。

 

あまり霊に関係したくない、という思いから

躊躇したのですが

 

夫の呼吸が荒いので

もう、無意識に浄化を始めていました。

 

それにしても

私の手が燃えるように熱い。

 

真っ赤になってきました。

 

30分ほどして

手の中の波動がスーッと消えたのです。

 

夫が

「あれっ?息がしやすくなった」

といったのです。

 

台高山脈は

霊的にはとても綺麗な波動の山だと思います。

 

今まで、

妙な波動を付けて帰ったことがないので

まさか、と思ったのですが

 

夫の話では

いつも可愛い犬が4匹いる家があって

 

山へ行く途中に

そこの犬と遊んだらしいのです。

 

通りかかったら家がないので

近くの人に聞いてみたら

 

3年前に火事で焼けてしまい

家の人も犬たちも、皆亡くなったということです。

 

犬は鎖で繋がれているから

逃げられなかったんだね。

 

熱かっただろうに・・・

 

「あっ!あの黒い手は犬の手?」

と私が言うと

 

夫は黒い犬もいたなぁ~と

懐かしそうにいうのです。

 

「僕の心臓に張り付いていたのは

犬の霊か?」

と夫はいうのですが

 

まあ、何だっていいでしょう。

 

とにかく夫の息苦しさがとれて

すっかり元気になったのですから

 

治れば何だって良い・・・

 

はぁ~もう、何でもありです。