今まで随分と

植物たちに助けてもらいました。

 

自然は凄いものを

私たちにプレゼントしてくれているのだなぁ~

と感謝の念が湧いてきます。

 

例えば

蛇舌草という薬草がありますが

 

台湾ではヘビによる咬み傷に

これを使ったそうですよ。

 

名前からしてヘビの舌の草ですね。

 

もうこの薬草を利用させてもらって

20年近く経ちますが

 

なかなか優秀な薬草です。

 

米国カリフォルニアのロマリンダ大学医学部の

細菌学のWongらの報告、として

 

ネズミに移植した腎臓ガン細胞の増殖が

抑制された、とされています。

 

リンパ球を活性化させ

ガンの増殖を抑制するということです。

 

胃癌や大腸癌、肝臓癌、乳がん、子宮癌

肺がん、などにもその効果が指摘されている

とのことですが

 

これもその人に合わなければ

使っても無駄になります。

 

でも、温熱に使ってみて

頼りになる薬草だと思いました。

 

ビワの葉も凄いです。

なるべく年数の経った古い葉を使うのですが

 

ビワの葉に含まれる

アミグダリンという成分は

 

別名ビタミンB17と呼ばれますが

 

ビワの葉の温灸で

ガンが死滅したという話もありますね。

 

エキス温熱でも使っています。

 

ただし、その人の細胞が

ビワの葉を欲してない場合は

 

あまり効き目がありません。

 

 

温熱に来られた人の、今日、使う薬草を

フーチを使って先に選んでおくのですが

 

出て来た薬草から

 

あらっ。今日はニワトコが出てるけど

腰が痛いのかな? 肩を凝らしたのかな?

 

ツガサルノコシカケが出てるけど

何かショックなことでも有ったのかな?

 

ヨモギが出た場合は

えらい体が冷えてるなぁ・・・

 

とか、考えられるのです。

 

お客さんに尋ねると

見事に当たっていますね。

 

ツガサルノコシカケは

神経を鎮める成分がありますが

 

「百貨店でスリにあって

10万円入りのバッグを盗まれたのです」

という人もおられました。

 

神経を鎮めるために、細胞が望んだのですね。

 

とにかく薬草の力は凄いですが

 

その人の細胞が望む物でなければ

ダメなようです。

 

体は常に変化しています。

 

エキス温熱に使うエキスは

 

細胞が今、何を望んでいるのか、

を考えて

薬草のエキスを調合しております。