A子さんは今から20数年前に大腸癌と診断され
手術を勧められた人ですが
手術が嫌で、熱心に温熱に通われました。
週1回の温熱をして半年ぐらい経って
0-リングテストで反応しなくなったので
病院で検査を受けた結果、
ガンはありませんでした。
A子さんはガンが消えた後も
隔週で温熱に通われました。
温熱さえしていれば安心。
ガンなんてチョロイわ~と思ったそうです。
ある日、上向きに寝ると
右のお腹にボコッとしたふくらみを触りました。
温熱に来られた時に
「このふくらみは何でしょう」と言われたのです。
さっそく
腫瘍マーカーのCEAの写真を置いて
0-リングテストしてみると
何の反応もないので うん? と思いました。
お腹がふくらんでいる、というだけで
全く見当がつかなかったのです。
「うーん。分からない。
しかし、このふくらみは大きすぎるから
お願いだから病院へ行ってください」
と私も首をかしげました。
A子さんは
掛かりつけの内科の先生の所へ行きました。
先生は触診して
「これは僕の手にはおえない。
外科の先生を紹介するからすぐに行ってください」
と紹介状をもらって外科へ行くと
CTを撮って巨大な腫瘍が写っていることが分かり
即、手術となったのです。
A子さんは途切れそうな声で
「かなり大きな腫瘍らしく、手術します」と
病院から電話を掛けてこられたのです。
私は
「そう・・・。また結果を聞かせてね」
と言うしかありませんでした。
手術後、電話をくれたA子さんは
「30センチもお腹を切りました。
それがね。ガンじゃなかったのです。
どこを調べてもガン細胞が見当たらず
手術してくれた先生が
僕は外科医を20年やってるけど
こんなことは始めてや、と言ったんよ。」
と報告してくれました。
取り出した腫瘍は
乳児の頭ぐらいの大きさで
それは単なる肉の塊だったそうです。
私は彼女に頼みました。
「色んなことがあったと思うけど
これからガンを治そうとする人に
何か参考になるかも知れないから、お話してください」
と言ったのです。
すると、彼女は
「私はガンを舐めていました。
食事を変える前に
温熱であまりにも簡単に消えてしまったから
なんや~
ガンなんてチョロイもんやわ、と思ったのです。
ガンになる前は
自分の好きなものを好きなだけ食べていました。
お肉が好きで
ステーキや焼肉、すき焼き、シャブシャブ、ビーフシチューなど
食べ続けました。
天ぷらなどの揚げ物も大好きで
野菜はほとんど食べませんでした。
家族には野菜も食べなさい、と言いながら
自分はお肉ばかり食べていて
心の底では
このままでは病気になるような予感はありました。
大腸癌と診断され、手術、抗がん剤をしないで
温熱で簡単にガンが消えたことで
私は食事を注意されたのに、ちっとも変えなくて
以前と全く同じ食生活をしていました。
30センチもお腹を切るはめになった時
忠告を聞かなかった自分に
バチが当たったんだと思いました。
その後は
朝はスムージーやニンジンジュースを飲み
胚芽米と野菜中心にお魚を食べています。
お肉はほとんど食べません。
鶏肉はごくたまに食べています。
今ではお花見を楽しんだり
主人と旅行に出かけたり
友人とお茶したりと
人生を楽しんでいます。
温熱だけに頼らずに、と思っていますが
それでも月2回の温熱は楽しみにしています。
温熱をしているからといって
ガンになった時と全く同じ生活をしていてはダメだと
思いました。
これが彼女からの伝言です。
もうすぐ80歳になる彼女は
自転車で温熱に通って来てくれています。