楽しいこと、嬉しいこと、気持ちよいこと、感動すること
これらは免疫を上げる、というのは知っていても
不安の真っ最中に言われると、
むしろ、怒りが湧いてくるという人もいます。
乳がんで全身転移して
余命半年、と言われたN子さんは
抗がん剤の副作用を我慢したのに
余命半年はないやろ、と怒りが収まりません。
「楽しいこと?嬉しいこと?
それどころじゃない。もうやけくそです」
とおっしゃいました。
抗がん剤の副作用で抜けた髪の毛を
隠そうともせずやって来られました。
乳房の摘出手術の傷も治りきらずに
ガーゼで押さえての温熱でしたが
「子宮に転移したガンはどうなります?
肺に転移したガンは?」と
まさに不安の真っ最中。
ご主人が、小さな子どもさんを3人連れて
待合室で待っておられるのですが
「センセイ、お金はなんぼ掛かっても、よろしおまっ。
田畑を売ってもええから、助けてやってください」
と言うのです。
なんという夫婦愛。感動しました。
私が感動してどうするんだ。
さて、奥さんに
「何か怒ってることはないですか。
悲しいことは?」と聞くと
「主人の会社が倒産して収入がなくなったんです。
そしたら、主人が
『お前の生命保険が入ったらええなぁ』・・・と
言うたんです。
もう腹が立つやら、くっそーーーー」
とのこと。
ご主人、言うてることが違うやないですか。
ご主人には
冗談でもそういうことを言ってはいけないと
注意して
奥さんには
お金はなんぼ掛かってもよいから
助けて欲しいと
ご主人が言ってることを伝えると
嬉しそうな顔をされました。
日本人は愛情の表現がへた?
特に、男の人は抱きしめたり
人前でキスしたりはしませんが
自分なりの愛しかたをしておられるようです。
お金はいくら掛かっても良い、というのは
妻の価値は無限なんだ、と言ってるのですね。
あぁぁああ・・・素敵~痺れる~
N子さんは余命半年すぎてもお元気で
腫瘍マーカーの写真を置いて
オーリングテストをすると
全身、どこも指が堅く閉じて
ひょっとして、ガンが消えてる?となりました。
病院での検査を勧めると
余命半年と宣告したところへ行かれ
検査を受けたら、どこにもガンがない!
この病院の医師は
余命半年、と言ったことに素直に謝ったそうです。
当時は潜在意識の勉強もしていなくて
思考の書き換えはやってませんでしたが
自分の心を切り替えることで
ストレスは消えていくようです。
N子さんは自分が愛されていることが分かり
納得してガンが消えたようです。
ガンはこういう不思議な治り方もあるのですね。