その人の人生はその人のもの、というのを
改めて感じるときがあります。

75歳のA氏は
胃ガンが発見された時はすでに末期で

手術はできないし

抗がん剤も効かず
ガンがどんどん大きくなるし

すい臓や肺にも転移したとなると
さすがに「死」を意識したそうです。

その時

自分がどうしたいのか、ということを
はっきりと決めたそうです。

家族の意見とは違うけれど
もう医者の勧める治療は拒否して

残りの人生を
治療で苦しまずに生きたい、とA氏は思ったのです。

だから
「ガンがあってもかまわないから
もう病院へは行かない」と家族に言いました。

そして医師に言ったそうです。

「もう病院へは来ませんから・・・」と。

皆は彼を頑固者といいます。

そんな彼に私は
タバコとお酒を止めてください」と言いましたが

どうするのかは
彼が決めることなんだと思いました。

自分でも説得力や迫力に欠けるなぁ・・・
と思いましたが

その時

「あぁ~饅頭が食べたいなぁ・・・」と言って
亡くなられた人のことを思い出したのです。

最後に好きな物を食べて死ぬ方が
やっぱり良いかな・・・なんてね。

その人の人生はその人のもの

・・・・・・なんですよね。

私だったら・・・・・・。

どうしようかな?



0731


涼しくなったらお布団で寝る。

ミーちゃんは迷わずそう決めているようです。
(^-^)/