普段、穏やかで遠慮がちに話す人が
携帯電話に出た途端

まるで別人かと思うような怒鳴り声で
話したのです。

「なんの用?今、忙しいねん」


わぁおー!びっくりした~

・・・・・・。


どうやら相手は気を悪くしたようで
すぐに電話は切れたようです。

彼女は私の方に振り向いて

「すみません。携帯、切るのを忘れてました」と
謝りました。

どうやら娘さんからの電話だったようです。


人は案外、他人には気を使うのに

身内や心許した人に冷たく当たったりするようです。

受け止めてくれるという安心感なのでしょうか。

本当は、
一番身近な人こそ大事にしないといけないのにね。

そして、一番大事にしないといけないのが
自分ですね。


「お前なんか~」と言われて育ったのを覚えているという
彼女は

こんな自分なんかダメなんだと
一緒になって自分の価値を下げてきたものだから

褒められたとき
「いえいえ、とんでもない。」

・・・なんて言ってしまいます。

素直に「ありがとう」って言えなくなってますね~


自分を粗末に扱う人を
誰が大事にしてくれるでしょう。


やっぱり人に何て言われようが

「私は自分が好き。素晴らしい存在だ」
と思って良いんじゃないかな。

世界中が敵に回っても

自分だけは自分の味方でいたいです。



0015


私は早朝出勤です。

ミーちゃんはお昼まで寝ています。