( コウメ太夫 )
人生の豊かさとは何を成したかだと思ったら〜
どう生きたかでした〜
人生の階段というCM。
2人のコウメ太夫がいて。1人は、ジャケットをきた素のままの姿のコウメ太夫がエスカレーターに乗って上がり、もう1人は、いつもの着物姿のコウメ太夫が、エスカレーター横で階段を上がっています。
エスカレーターのコウメ太夫が、階段を上がるコウメ太夫に声をかけます。
「 何故そんなことをしている? こっちはいいぞ、実に合理的だ 」
「 そんなふうに汗水たらさなくても、勝手につれて行ってくれる 」
階段を上がるコウメ太夫が答えます。
「 どこへ? そのエスカレーターはどこへ向かっているのですか? 」
エスカレーターのコウメ太夫。
「 それは、誰しも皆が等しく行く所さ 」
階段を上がるコウメ太夫。
「 じゃあ、生き急ぐ必要はないね 」
エスカレーターのコウメ太夫。
「 疲れるだろう? 」
階段を上がるコウメ太夫。
「 ああ、疲れる 」
エスカレーターのコウメ太夫。
「 では、なぜ? 」
階段を上がるコウメ太夫。
「 実感が欲しい。この足で人生をまっとうしたという実感が欲しい 」
エスカレーターのコウメ太夫。
「 解せんな、どうせ向かうところは同じだというのに 」
階段を上がるコウメ太夫。
「 ちゃんちゃか、ちゃんちゃん、ちゃちゃんちゃ、ちゃんちゃん
人生の豊かさとは何を成したかだと思ったら〜 どう生きたかでした〜 」
( チックショーなし)
階段は最高だ。生の実感を与えてくれるから。ひとの生き様を見せてくれるから。
エスカレーターに運んでもらえば、何も考えず苦労なく楽に進める。でも人生、1歩1歩自分の足で進むことに価値がある。生きている実感や意味が持てる。
どこか楽な人生がいいなと思う自分がいますが、そこからだけでは生まれない経験や、得られないものもあるなと考えさせられます。