お久しぶりのブログです。
最近の私はと言えば、できることを着々と頑張れている日々です。
今年へ入ってから関東へ引っ越し、4月から新しいお仕事が始まりました。
正直、前職の苦しさが大きかったので、今は大きなストレスも無く、心身ともに安定した状態で働けています。
実は今、主治医の方と、減薬を少しずつ進めています。
現在、安定して働けていることと、回復して来ているおかげで、薬による眠気が出てくるようになり、薬の量を減らした方がいいのではとなりました。
そのため、こまめに病院に通いながら、少しずつ少しずつ減薬を進めています。
このまま調子が良ければ、二種類飲んでいる薬を一種類に減らすこともできそうです。
もう五年以上同じ薬を飲み続けているので、このまま一生薬を飲み続けなければいけないのかなと思い、その覚悟もしていました。
それがまさかの急展開で、私自身とても驚いています。
環境を変えたことで、こんなにも好転するとは思ってもみなかったので、診察中、驚きと喜びで涙が出そうになりました。
心身共に不安定な中でも、キャリアアップは諦めたくなく、私だって責任ある仕事に就きたいし、給与も着実に上げて行きたい。でも、どんなに勉強し、スキルを身に着けても、休みがちな私が信用してもらえる訳もなく、信用されていない私の望みが叶う訳もない。この先ずっと停滞したまま、気持ちを殺し、働き続けるのかなと思っていました。これが私の苦しみの根源でした。そのため、環境を変え、未来が見えるようになった今、その自分の未来のために頑張れるようになりました。
転職と関東への引っ越し、この決断をできた自分に感謝です。もちろん、パートナーの存在があったからこそできた決断でもあるので、パートナーに対しても、本当に感謝でいっぱいです。
前職はすごく苦しみが多かったのですが、精神面と技術面で、大きく成長できた期間でもありました。そして、その経験があるからこそ、今頑張れている所もあるので、必要な経験だったなと思っています。
精神面では、何度も何度も打ちのめされ、良くも悪くも、人もしくは企業への諦めみたいなものを覚えた気がします。
会社は必ずしも社員を守ってくれる場所ではないのだと、分かっていたつもりでも、実感として理解したのは、今回が初めてでした。これまで私は本当に恵まれた企業に勤めて来たのだなと感じました。
こういう経験のおかげで、苦しいことや悲しいことがあり、落ち込んだ時の立ち直りがとてつもなく早くなりました。そして、自分の機嫌を取るのが大変上手になりました。
何より、仕事での苦しみの最大値を味わった気持ちなので、ちょっとやそっとじゃ落ち込む事も少なくなりました。それでも、これ以上の苦しみを味わう可能性が全く無い訳ではないので、自分の機嫌を取る手段は増やして行きたいです。
技術面では、幸いなことに自分で勉強した内容を実務として落とし込める機会が結構あり、何事も挑戦させて貰えたので、プログラミングの実務経験を少し積むことができました。
そのおかげもあり、今の会社に入ることができたので、その点は良かったです。
また、施策やプロジェクトの進め方など、こうしたいを実現するためにどうしたら良いかを自分で考え、経験できたことは今すごく活きているなと感じます。手探りで、自分で考えながら進める業務に抵抗感なく挑めるのは、これまでの経験のおかげだなと思います。
ただ、これらは、苦しい環境から抜け出し、今順調に働けているからこそ言えることではあります。そうではなかったら、こんなポジティブな感情を持つことはできなかったと思います。
未だに許せていないこともたくさんあり、恨みみたいな気持ちが完全に消えることもありません。
だけど、こんな風にポジティブな感情を持てているのは、当時の自分が擦れることなく、全てを糧に、前を向いて歩き続けた結果であると思っています。
当時の色々が今に活きているのは、あくまで自分の素直さと努力のおかげであり、会社への感謝は一切ありません。これはちょっとだけ意地みたいな気持ちであり、幼稚な感情だなと思わなくもないです。だけど、こんな風に自分を肯定できるのも、回復した証拠だなと思います。
そんな幼稚な感情も、全部ひっくるめて、「私」だもんね。