今回のお仕事は
「社長秘書」です。
給与は
￥１，４５０＋交通費
そして何より嬉しいのが
週４日勤務
だということ。
今までスーパーフルタイムで働いてきましたが、
将来の夢に向けて行動を起こしたく、
土日＋平日お休みの仕事を探していました。
「この条件で秘書はムリかな～」
と思っていましたが、
交通費支給
の好条件。
派遣の時給は
「交通費込」が大前提ですから。
「きっと競争率、も高いやろうな・・・。
」
ダメもとで応募します。
３月より新しい職場
に来ています。
３年ついた前職のボスが、
関東へ転勤されるので、お払い箱になったのです
実は一緒についていくチョイスもあったんですよ。
私はず～っと関西圏から出たことがありません。
大学受験では四国とか九州とか、
中国地方へ心惹かれていたりして、
地元を離れてみたい気持ちもあるんです。
でもそれはもう、過去のこと。
年齢のせいなのか、
なんだかしんどくって断念
最近は「やっぱり関西がいいわ～。」と
保守的になってきてますね・・。
もうチョイ若ければ、絶対同行したのにな。
ちなみに今回は派遣での勤務を選びました。
ちょこっと変わった勤務環境です。
私がその企業の受付に就任したのは、
3月の半ばでした。
受付には毎日「来社予定者のリスト」が渡されるのですが、
その中に「新卒最終面接」の一覧もありました。
全部で約２０名、うち女子は２名です。
リストのメンバーの出身校は
国立は
東西双璧の大学（院）
私学では
東のＷ田・Ｋ応
西のＫ学・Ｄ社
（ここの学閥が強い！）
これで7割
あとの3割にも国公立大学と
別の超有名私立が
名を連ねています。
「ああ、やっぱり最後に残るのは
いい大学の子なんや
」
その時はそう思いました。
男子
はみな細身でさわやかな子ばかり。
タレントで言うと、小泉Ｊｒ．みたいな感じの。
なるほど、社内の若手も皆似た感じです。
女子
は、1名はお嬢さんっぽい子でしたが、
もう一人が、物凄かったんですよ・・。
Ｋ学の子だったんですが、
見た目もおっさん
っぽかったけど、
態度のデカさは重役レベル。
面接の時間には遅刻、
受付では自分の名前も名乗りません。
「失礼ですが、お名前お聞かせ願えますか？」
「
○○ですが。
△△さん（人事担当）呼んでもらえます？」
受付なんて完全に見下した態度です。
△△さんに対しては
「すみませーん。タクシーで急いできたんですけど
途中で渋滞にはまって、大変だったんですー。
」
凄い言い訳です。
フツウはこの時点でＯＵＴだと思うんですよね。
でも、△△さんの方が気を使ってる感じでしたし、
内定出てましたから、
「重役か取引先の娘かな？」
って勘ぐっちゃいました。
態度なんて問題ないくらい
優秀だったのかもしれないけどね。
リストにあった殆どの名前を
「内定者懇親会リスト」で発見し、
これで就職活動は終了したと思っていました。
ところが、4月下旬より
大掛かりな「採用活動」が始まったんですね。
「はあ！？どういうこと？？」
つまり、表向きは
オープンエントリーで
学歴に関係なく優秀な人材を公募する企業
ということになっています。
ところが実際は既にリクルーターが
自分の出身大学やら、なんやらで
集めてきた学生の中から、
既に選考は終了しているのです。
私が受付のお仕事をしていたのは、
上品で堅実なイメージの老舗企業
で、
様々な分野に子会社や関連会社を持つ
1部上場企業です。
そして、新卒採用に関しては
オープンエントリー制を
謳っていました。
採用試験は４月末～６月にかけて行われ、
４大卒から始まり、
短大卒、専門学校卒へと続きます。
社内にある大きなホールでは、
連日、午前・午後の2回の
会社説明会、筆記試験
、質疑応答
が行われました。
参加者は軽く１，０００人を超えていたでしょう。
慣れないスーツを着た学生さんたちは、
皆さん、必至で質問をぶつけたり、
精一杯のアピールをしています。
我々受付に対してもきこちない笑顔を見せ、
「ありがとうございました！」と一礼していく
感じの良い子たちもいました。
でもね・・・
どんなに感じよく頑張ってみても
社員は誰も、あなたの顔や名前を
気に留めはしないんですよ・・。
・・・だって
その説明会の裏では
既に内々定済みの学生たちとの
懇親会
が行われているのですから・・・。
就職活動で続く学歴差別「慶応と一橋を取れ」の声も
今回は「学歴差別」の実態についてレポートしよう.......... ≪続きを読む≫
最近電車の中や街中で、
シュウカツ中らしい学生を見かけます。
今日も通勤電車の中で女学生2名が話してました。
「○○製薬どうやった？」
「あー、楽勝。
つーか、まわりショボい大学ばっかりやし。」
恐らくＫ学の学生さんでしょう。
強気な発言、うらやましいですね～。
昨今は超売り手市場だといわれてますし、
Ｋ学は学閥の結びつきが強くって有名ですから。
就職活動で続く学歴差別「慶応と一橋を取れ」の声も
今回は「学歴差別」の実態についてレポートしよう.......... ≪続きを読む≫
某1部上場人気企業の受付嬢になって、
ようやく就職活動の実態を知り、愕然としましたよ。
私が学生の時は超氷河期真っ只中で。
特に女子なんて説明会への参加さえ門前払いされてました。
それでも国公立大学の男子へ届く
エントリーハガキの束を貰って、
地道に活動を続けました。
「オープンエントリー制」が話題となり、
学校名に関係なく、
熱意を見せれば報われると信じて。
でも、そんなのムダムダ！
だったんですね・・
企業の体裁を整えるために
利用されてるだけなんですって！！