自家肋軟骨を使用した鼻整形再手術
(メッシュ癒着の除去+シリコン交換)
■手術項目: 自家肋軟骨を使用した鼻再手術(鼻筋+鼻先)
*診察内容
本日ご紹介する患者様は、9年前に他院で鼻の手術を受けられた方で当時挿入されたメッシュのプロテーゼによる深刻な癒着の症状を改善するため、メッシュの除去を目的に来院されました
鼻の変形(拘縮鼻)ではなかったものの、メッシュによる癒着が原因で、鼻が拘縮されてるように硬く固まった状態でしたので、これを解消すると同時に鼻先を現在よりも高くて立体的のある形に変える事を優先目標としました
また、お客様は現在の鼻の形にご満足されていなかったため、メッシュの除去と併せて自家肋軟骨を使用して鼻中隔延長術を行い、より丈夫で華やかな鼻先を形成することで手術計画を立てました
<BEFORE>
■ 手術内容
- 右側第9肋骨から自家肋軟骨を採取
- 以前のプロテーゼ(メッシュ+シリコン)を除去
- 新しいプロテーゼ(シリコン)を挿入
- 鼻先の軟骨移植および鼻翼軟骨の部分切除と縫合
- 自家肋軟骨を使用した鼻中隔延長術+鼻中隔軟骨の補強
お客様の初回の鼻整形で使用されたメッシュ(Mesh:網状構造の合成材料)は癒着が深刻で、鼻背部分のシリコンが鼻先まで押し出されている状態でしたので慎重な剥離が必要でした
押し出されたシリコンが組織を圧迫して炎症を引き起こし、鼻先が硬く変形して上向きになっていたため、慎重かつ丁寧な再手術が求められる状況でした
以前の手術で問題となっていたメッシュを除去し、自家肋軟骨を使用して鼻中隔延長術と鼻先軟骨移植術を行うことで、鼻先の支持構造をさらに丈夫に強化し、鼻が上向きにならないよう逆回転移植術を行い、鼻筋をしっかり補強しました。また、新たに高くした鼻先に合わせて、シリコンの高さも2mmから3.5mmに変更し、自然な鼻筋のラインを形成しました
このように、プロテーゼの癒着症状に伴う機能的な問題や美容的な理由で、こちらムードオン美容外科を訪れ、新しい変化を求める方が多くいらっしゃいます
■ 手術結果及びビフォーアフター(1か月後)
手術の結果、癒着や炎症などの機能的な問題が解消され、ビフォーアフターの写真では硬くなっていた鼻先が自然に下がり、上向き鼻の症状が改善されたことが確認できます。また、お客様が希望された美容面でも、自然で華やかな鼻の形に改善されました
■ 瘢痕組織の除去とは?
瘢痕組織は鼻内部の組織が半透明に変化したり、壊死や炎症、鼻内部の突出などが現れる現象となります。もし放置すると、鼻先が丸くなる、鼻筋が歪む、非対称になるなどの悪影響を及ぼす可能性があります。
そのため、このお客様のように瘢痕が疑われる場合は、精密な検査と適切な手術を受けることをオススメします。
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今回は「自家肋軟骨を使用した鼻整形再手術 (メッシュ癒着の除去+シリコン交換)」についてお話してみました 本日の投稿が皆様のお役に立てれば幸いです
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ここまでシンサドクター、ムードオン美容外科のユン·テギョンでした👨⚕️
これからも失敗しない鼻整形をお考えの方のため、常に正確な情報をお届けできるよう努めてまいります❣ ありがとうございます