工房ANRIについて。長文になっちゃいました。 | ヒロキ(Dream Fieldどんぐり)のブログ

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こんにちは。ヒロキです。

今日は風もなく蒸し蒸ししますね。じんわり汗も出ます。

 

まずは恒例の夕食についてのお話。

 

昨日は、冷凍むきエビがありましたので、エビチリとエビとブロッコリーの卵サラダにしました。

エビを解凍し、背ワタを取って…。

豆板醤がなかったので、冷蔵庫にあったコチュジャンに、唐辛子と醤油、ごま油、にんにくを混ぜて代用。

美味しくできたと思います。

エビとブロッコリーのサラダも好きです。

 





さて、今日は、「工房ANRI」についてお話ししようと思います。

何度かちらっと話題にはしましたが、今日は、少し詳しく。長くなるかも。肝心のところまでいかなかったら次回号に(笑)

 

今から3年前、放課後児童クラブ的な学習塾「どんぐり」をやりながら、運送会社でドライバーのお手伝いをしていました。そんな折、ある中学校長から、支援員として来てくれないかと電話がありました。トラックを降りて学校へ戻るか、それとも正社員で戻ってきてといわれていた運送会社でトラックに乗り続けるか・・・。

 

結果、学校に行ったわけですけどね。勤務開始翌日に不登校傾向の生徒や、教室に入れない生徒用の教室を作るからそこの担当にということになりました。(それまでは、流浪の民のようにその時空いてる部屋に移動しながら過ごしていたようです。)

そこで、出逢ったのが、1年生だった絵描きのAnnaです。いろいろ理由がありますが、教室に入れずにいました。学校へ来ても、9時ごろ登校し、給食前に帰る状態でした。時々給食も食べたかな。当時は、彼女ともう1人2年生の男子生徒、時折3年生の女子たちが登校し、多くても4~5人でのんびり過ごしていました。

 

「スクイーズを握っていると落ち着くから持ってきていい?」   いいよー!

「スライム作り面白いよね。」  作ろうかー。

 

まずは彼女彼らの居場所になるようにと思い、基本的にはやりたいことをやらせていましたね。

Annaも段々学校にいる時間も長くなっていきましたし、それまで出ていたという症状も全く出なくなっていったということでした。少なくとも学校では見たことない。

 

私が「どんぐり」でイベントに出店したりしていたので、Annaもお母さんとフリーマーケットに出店し、あれだけ好きで集めたスクイーズを売ってましたね。もう卒業などと言いながら。学校に居場所ができて精神的にもとっても落ち着いてきたんだね。

 

Annaは、絵を描くのが好きでした。2学期の後半あたりから美術の授業に参加するようになってきました。一人では行けないので、私も一緒に参加します。美術の先生も快く受け入れてくれました。当時は紙粘土で、オブジェを作る授業だったと記憶しています。こちらの教室でも、パーツを作っては組み立てていき、良い作品ができました。

 

その後、2年生になるとデッサンや切り絵の学習がありました。授業と並行して、私にもできる指導や、サポートをしてきました。Annaは、めきめきと力をつけていった気がします。素直さ、探求心こういった彼女の良さが伸びていった理由かな。家族の無理させずに気長に待つというサポートも良かったのかもしれませんね。

普通、美術中心の学校生活を良しにはなかなかできないですよ。親も教員も。「絵を描いたんだー。上手だねぇ。次は何の勉強をするのかな?」なんて声をかけていく教員の多いこと(笑)

私は、「この子にとってはこれが勉強なんだけどなぁ。美術を通してコミュニケーションとる勉強にもなってるし、自信をつけようとしているし。」なんて思いながら、時折、「カチン!」としながら。時折じゃないか。しょっちゅうか(笑)

 

切り絵を教えていく中で、どんどん細かいデザインを考えるようになったAnna。切り絵を卒業し、デザインしたものに色を付け始めました。水彩、アクリル、色鉛筆。彼女らしい作品が次々と生まれました。

中学卒業を間近に控えていた彼女に今度は作品を世に出そうかと伝えました。Instagramに載せてみたら?

ひと月余りで、作品展のオファーが来ました。やったね!この夏、グループ展と個展を開催。冬には東京銀座でグループ展を控えています。

 

長っ!ここまでがもしかして前置き? すいません。では「工房ANRI」のお話。

 

そんなAnnaから、もっとチャレンジできることないかなぁ。と相談されました。自分の作品を知ってもらったり、グッズにしたりしてみたいなぁ。

というものでした。

 

じゃあ、やってみるかい? ということで立ち上げたのがオンラインギャラリー&ショップ「工房ANRI」です。

 



・自分たちの作品を見てほしい。

・身近にアートを感じてほしい。

・手軽にアートを楽しんでほしい。

そんな二人の共通の思いからスタートです。

 

まだまだ準備中ですが、アートを通して関わってきた二人が、アートを通して、皆さんとつながっていけたらこんなにうれしいことは無いと思っています。ぜひ、準備が整いましたら、覗いてみてください。

 

長文大変失礼いたしました。最後まで読んでくれる奇特な方いらっしゃるのでしょうか(笑)