【お気に入り度★★★☆☆】
【あらすじ】
青く澄んでいた京江は、力のあるものが悪事を働く世の中「濁流」へと姿を変え、無法地帯となった朝鮮。
過去を隠し無法者となったシユル、朝鮮一の商人を夢見るチェウン、清廉な官吏を志すチョンチョン。
暗雲立ち込める時代に、揺らぐことなく自分の信念を持ちながら必死に生き抜こうとする三人の運命が織りなされていく。
【雑記】
只々、ロウン見たさに視聴しました(笑)
そもそも、戦いや血を見るのが大の苦手な私。
それでも、韓ドラを見ているうちに耐性は付いた方だとは思います。
このドラマ、ほとんどが泥まみれの汗臭そうな男たちの戦いがほとんどを占めています。
やっぱり苦手な私としては、戦いのシーン、グロいシーンは10秒飛ばし、10秒飛ばし・・・飛ばしまくりました。
主演のロウンが演じるシユルは、とある事情を抱えて、ならず者たちに紛れて労働者として生活していますが、元々は教養と武芸に富んだ若者です。
過去の恨みを晴らそうと、じっと機会を伺って孤独に生きてきました。
私的には、ワイルドなロウンを見ることができた、この一点だけが楽しめるポイントでした。
今まで、現代もので年下男子やできる弁護士、時代ものでも王に仕える高貴な身分の役が印象的なロウンでしたが、このドラマではガラッと180°キャラ変しています。
とにかくワイルド!
無口で武骨で、腕っぷしも強い筋肉ムキムキな男!
でも、実は育ちはよくて、教養のあるところは、やはりロウンの気品ある部分が光りますね~♪
もちろん、それ以外でも見どころはありました。
まずは映像美。
きらびやかな風景ではなく、殺伐としたほぼ茶色の泥臭い風景を見事に表現していました。
さすがディズニープラス。
そして、脇を固める役者さんたちがもう迫真の演技!
「ソウルバスターズ」などしょっちゅう見かける泥臭いオジサン、パクシファン。
シユルと出会って仲間になる無法者のリーダー的な男なのですが、小心者でいつも人に媚びへつらい、必死に生き抜こうとする姿がドはまり!
パク・ソハムが演じるのは、チョンチョンという正義を全うしようとする代官。
シユルとは共に育った兄弟であり親友。
この方、ロウン同様、いやロウン以上に小顔の長身♡
シン・イェウンが演じる商人の娘ウンは、不正を許さない凛とした女性。
これまた、「ジョンニョン~スター誕生~」や今同時視聴中の「100番の思い出」の役どころとも共通する信念を持った強い女性がよくハマっています。
ただ強い女性ではなく、当たり前ですが、弱さもあり、迷ったりおびえたりもします。
そういうところの演じ方がすごいな~と思います。
そして、悪代官役のチェ・グィファ。
最近ドはまりした「暴君のシェフ」でも、この役とほとんど同じ役で、服装的にも悪役っぷりにもかなりシンクロしていました。
どこまでも悪い人間を演じさせたら右に出るものはいない俳優さんですね。
こういう男の泥臭い戦いものが好きな人にとっては、とても楽しめるドラマだと思います。
あくまで、私個人の評価で星★★★3です。
