【お気に入り度★★★★☆】

 

【あらすじ】

時は朝鮮王朝時代。

世子フォンは、宮殿を抜け出そうとしていたところ、ヨヌという少女と出会う。

お互いに淡い恋心を抱く2人。

その頃、宮中では世子の妃を選定することとなり、ヨヌがその座を射止める。

そうした矢先に、ヨヌは原因不明の病で息を引き取る。

 

8年後、王に即位したフォンはいまだにヨヌを忘れることができない。

王妃の座には、領議政の娘が就いたものの、王の心は固く閉ざされていた。

そんな中、死んだはずのヨヌに瓜二つの巫女と出会う。

 

【雑記】

周りから勧められて気になっていたけれど、やっと視聴できました!

 

結論、見てよかったです。

見ごたえありましたし、最後まで飽きずに視聴できました。

 

キムスヒョンが演じる王様は、やはり様になりますね~

機知に富んでいて強い心を持った、ザ・王様って感じです。

そして、言わずもがな、涙の演技!!

 

幼少の頃の王様役が、ヨジングなんですが、ちょっとキムスヒョンに繋がらず、ちょっとアレかな。。。(個人の感想です)

 

一方、幼少期のヨヌ役が、幼き頃のキムユジョン。

「マイデーモン」「雲が描いた月明り」で、大人かわいい女優さんだな~と思っていましたが、子供のころからかわいくて演技派だったんですね。

 

時代劇あるあるで、世子の周囲のさまざまな政権争いや恋心、嫉妬心などが絡み合い、序盤から壮絶な展開が繰り広げられます。

 

ヨヌは心優しく聡明な娘で、世子に愛され、世子嬪になるところでしたが、政敵の謀略により、呪詛で苦しみ、死んでしまったことになります。

両親も兄も、もちろん世子も、皆ヨヌは死んだと嘆き悲しみます。

しかし、呪詛をかけた国巫がひそかに助け、巫女として育てます。

ヨヌは、以前の記憶を失っており、自分は両親に捨てられて巫女として拾われたと思っています。

 

そんなこんなで8年が経過し、ヨヌが再び王の前に現われます。

王も周りも、まさか死んだヨヌが!と疑いつつも、もしかしたら、、、と気づき始めます。

 

とにかく、悪役がはっきりしていて、太后王后と外戚の領議政が悪だくみして、ヨヌに何度も危機が訪れます。

 

それに加え、領議政の娘である王后が王の愛に飢えていたり、王の妹がヨヌの兄に恋心を抱いたことで思わぬ悲劇を引き起こしたり、王の兄もヨヌが好きなのに全て王のために身を引かなくてはならなかったり、といろいろな人々の思惑が交錯します。

 

そして、最後の方で、死んだと思われていたヨヌがオンマと再会するシーン!

8年もの間、気が狂ったように娘の死を嘆き悲しみ続けたオンマの前に、ヨヌが現れた瞬間、もう、ワタクシ大号泣でした。。。

やはり、私の共感ポイントは「オンマ」です。

ほんと、泣きましたわ。

 

ラストは、ほとんど読めちゃう(笑)

あー、最終回でこうなるだろうな~という展開が予想通り。

死亡フラグも予想通り。

逆に、予定調和の安心感で、最後まで楽しめました。

星★★★★4です。