【お気に入り度★★★★★】

 

【あらすじ】

奴婢クドクは、残忍な主人に虐げられながらも、父親と共に逃亡して海辺で平和に暮らすことを夢見ていた。

そんなある日、クドクは若き両班のソン・ソインとお互いに惹かれ合う。

しかし、ある事件から、クドクは両班オク・テヨンとして生きることを余儀なくされる。

身分を偽りながらも、持って生まれた才覚と魅力で、新しい人生を切り開いて行く。

 

【雑記】

先に言います。

星★★★★★5でございます!!!

 

とにかくスケールが壮大なドラマです。

奴婢として、残忍な主人に殺されかけながらも、父親と共に脱走していくところから、物語は始まります。

 

逃避した先で、両班であるオク・テヨンと出会い、共にテヨンの実家に帰ろうとしていた矢先に、賊の襲撃に遭い、テヨンをはじめ皆殺しにされてしまいます。

 

そこで生き残ったクドクが目を覚ますと、テヨンの祖母にテヨンと間違われ、介抱されていたのでした。

クドクはテヨンの祖母に、真実を打ち明けますが、祖母はクドクという人間を見定め、そのままオクテヨンとして生かします。

 

テヨンとして生きるクドク。

持って生まれた英知と厚い人情で、いつしか外知部(今でいう弁護士)となり、たくさんの人々を救っていくようになります。

それは、亡くなった本当のテヨンの夢でもありました。

 

奴婢でありながらも、賢くたくましく生きるクドクや、両班の身分で外知部として人生を切り開いていくテヨン(クドク)の姿を見事に演じていたイム・ジオン。

こんなに迫力のある俳優さん、なかなかいないと思います。

クドクの凛としてどんな逆境であっても決してあきらめない姿、かっこよすぎます!

 

一方、両班の家を出て、旅芸人となったソン・ソイン。

彼は、クドクが奴婢だった頃に出会い、お互いに惹かれあうも、そのことでクドクが殺されかけ、泣く泣くお別れするはめになっていたのでした。

 

そして、ソン・ソインに瓜二つの男、ソン・ユンギョム。

赤の他人なのに、もう完璧に瓜二つ(チュ・ヨンウが二役演じています)。

真面目な性格で、武芸に長けているが、実は大きな秘密を抱えていました。

 

この2人の男性を見事に演じ分けていたチュ・ヨンウ。

新たにまた、素敵な俳優さん見ーつけた(笑)

何となく、ロウンとか雰囲気が似ていますね~♡

 

このドラマのすごいところ

①ストーリーが面白くて、先の読めない展開がスピード感あってよい!

②テヨン(クドク)やソイン、ユンギョム、周囲の人々が皆魅力あふれるキャラクター!

③時代劇でありながら、身分差別や男女差別、マイノリティに対する偏見など、現代に通じるテーマも盛り込まれているところ。

 

あとは、映像がとてもきれいです。

私が特に気に入ったシーンが、テヨンとソインが本当の意味で心が通じ合った場面です。

テヨンが常に人助けを何よりも大切にしてきたことを、ソインが身を持って理解することができ、お互いを見つめ合い・・・♡

蠟燭の明かりをフッと消して、キスをするのですが、暗くなった部屋にホタルが舞って幻想的でした~♡♡♡

 

最後にもう一度、星★★★★★5でございます!!