【お気に入り度★★★★☆】

 

【あらすじ】

韓国民主化運動が活発化する87年のソウル。

ホス女子大学の寮に暮らすヨンロは、ある日、参加した合コンで、スホと出会う。

彼に一目ぼれしたヨンロは、勇気を出してデートに誘ったが、すっぽかされてしまう。

落ち込むヨンロであったが、そんな中、ヨンロが暮らす207号室に、血まみれのスホが逃げ込んできた。

ルームメイトとともに、スホを追手から匿うヨンロ。

実は、スホは北朝鮮の工作員だった・・・。

 

【雑記】

チョン・ヘイン推しの方は、必ず見てください。

「よくおご」「ある春の夜に」のような、年下かわいい男子、子持ちさわやか青年みたいな「ほっこり系」が魅力なんですけれど、今回は真逆の「北朝鮮工作員」なんです。

鋭い目つき、頭脳明晰、筋肉ムキムキ、銃でバリバリ、のヘイン君です。

実は、結構ムキムキなヘイン君。

影のある役や、冷徹な工作員の役もよくハマっています!

 

序盤は、87年のノスタルジックな雰囲気で、喫茶店(懐かしい~)で合コンというシーンがあったりと、ちょっとほのぼのとした感じでスタートするのですが、わりと早い段階で、一気に血生臭い場面に突入します。

 

ヘイン君、命からがらヨンロの部屋に逃げ込むのですが、匿うヨンロたちに、追手が詰め寄るシーン。

もう、ハラハラですよ。

「キャー見つかっちゃう!」みたいな。

 

その後、スホ達工作員が女子寮に立てこもって、その攻防戦がストーリーのほとんどを占めていきます。

 

様々な人間関係も絡んできて、もうハラハラドキドキがずーっと続きます。

 

そんな中、ヨンロとスホの胸きゅんシーンに、しばしほっこり♡

絶対に結ばれることのない2人なのですが、どうにかして結ばれてほしい!と願いつつ、きゅんきゅんしっぱなしでした。

 

倉庫みたいなところにスホが隠れていて、ヨンロが食事を運んだり、けがの手当てをしてあげたりします。

上半身ムキムキのヘイン君に、包帯巻き巻き♡

ヨンロの淹れたコーヒーを2人で飲むシーンも。

 

ヨンロ役のジス、純粋で真っすぐな女の子を好演。

はじめは戸惑いながらも事件に巻き込まれていきますが、だんだんと切羽詰まっていくにつれ、自分の意志を強く持って立ち向かっていきます。

 

ユ・インナさん、かなり重要な役どころ。

この方、「トッケビ」のサニーさんってイメージが強いです。

このドラマで、難しい役どころを見事に演じています。

 

キム・ヘユンちゃん、この方も多才ですね。

「偶然見つけたハル」での明るい女子高生や、「SKYキャッスル」で鼻持ちならないエリート女子高生を演じてましたが、今回は、寮の電話番で常に劣等感を抱きながら生きてきた女の子。

このブノクという女の子が、事件をさらに悪化させるキーパーソン(笑)

ほんと、いい意味でイライラさせられました。

 

総じて、星★★★★4です。