漫画・イラスト・小説を書いているむつきです。
多趣味が過ぎて手帳タイムや丁寧な暮らし、温活なども日々邁進中奮闘中☆
家族構成
どもどもむつきですー。
前回は少々荒ぶった感じに書いてしまいました
まぁそれというのも
家事は自分が生きるための基礎土台作りなのにも関わらず、
すべてを
母親
主婦
妻
に課そうとしていた社会に矛盾と理不尽を覚えたからです。
実際に昔からの家事というものはみんなでやっていたと前回記事にも書き、
本来は家族(その家、場所に集まる集団)でおこなわれてきた家事が
近年では主婦一人が担うようになってきたものの、
結局無謀無茶だったんですよねー。
時短家事やライフスタイル系の記事、
家電開発やその情報が増えたのがいい証拠。
家族みんなが住む家を整えるのに、
“一人”でやるのは基本無理なんですよ。
戦後核家族化が進み、
「家族の人数は少なくなってきたのだから、それこそ主婦一人でもできるでしょ?」
と、思われる方もいらっしゃるかと思いますが、
家事=自分が生きるため
であるのに、
なーーんで自分以外の人間に委ねようとしているんだよ
体よく甘ったれてるんじゃねーよ
っと、私などは思っちゃうわけです(笑)
ただね、この“甘ったれ”。
これもまた現代社会の深ーーーーーーい闇の一端でもあります。
昔の仕事というのは“家業”が一般的でした。
農林畜水産。
昔は今と違って会社勤めなどではなく自営業がほぼほぼだったわけです。
んで、その自営業を家事同様、
家族みんなでやっていたわけですよ。
生きるためにね。
『となりのトトロ』でも『田植え休み』というワードが出てきますよね?
あれって田植えがあるから学校をお休みするということはつまるところ、
子どもも立派な労働力であったことが示されています。
こんな例もあります。
後進国で学校を設立しようとすると
仕事ができる人手が減ることになるから現地の人から反対される、
っという話。
前になんかのドキュメンタリー番組で観た記憶があり、
当時は
「子どもを学校に行かせようとしないなんて! 仕事は大人がやるべきことだろ!」
と、憤慨していたものですが
そうじゃない。
生きていくためには子どもも貴重な労働力だから、
そうせざるを得なかったんだと今なら気づけます。
家事も仕事も家族みんなで行っていた。
社会現象にもなった『鬼滅の刃』でもその描写がありますね
それが“普通”だった。
“普通”じゃあなくなったのは前述したとおり第二次大戦後、
高度経済成長で雇用形態が確立したからになります。
夫が会社に行き仕事をし、
妻が家に残って家事育児をする。
戦後70年でこのシステムが構築されていったわけですが、
一部の利己的な人間たちによって夫は会社に搾取され、
そんな夫の状態だから妻も一人で家のことをやらなければならない。
核家族だから他に頼る家族もいない。
経済悪化で夫の収入だけでは生活がままならなくなってきたから
妻も仕事をしに行く。
ワンオペが常態化。
ジリ貧の道ができたのは必然だったのかもしれませんね
まぁでも今は色々と変化してきてます。
形骸化された家族のありようがまたもう一度見直されようとしている時期。
おりしもコロナがその一端を担っているのはなんとも皮肉な話ではありますが、
私的に「とどめ(止め)だったなー」な印象を受けます。
それまでのシステムが崩壊し、
新しいシステムが構築されようとしている。
今後それをふまえ、
私なりの生活のありようを模索していきたいです
ではでは今回はこの辺で☆
読んでくださりありがとうございました