雲龍院 ふすま越しの庭園美
のんびりお抹茶をいただき、ほっこりした後で、寺の回廊を歩きました。
赤の絨毯が、心地よく視界に溶け込んでゆきます。
赤の色って、国によって違いますよね。
韓国の赤とも違うし、アメリカの赤とも、トルコの赤とも違う。
この赤見ると、やっぱり日本だなって思います。
奥座敷へとやってきました。
座敷の向こう側には、いい感じに色あせた縁側があり、ふすまの向こうには、
ささやかな紅葉が色づいていました。
迫り来る、赤の気配を感じて、後ろを振り返りました。
さきほどお抹茶をいただきながら、味わった紅葉ですが、角度を変えると、違う木のように思えてきます。
ひとつの木を、いろいろな角度から堪能できるよう、計算しつくされているんですね、お見事です☆
しばし、ボーっと畳の上で、時が過ぎるのを見守ることにしました。
動きを止め、心を休めて空間の中に浸り、この空間の存在、美しさの根拠を
言葉で表現しようと試みました。
が、すぐに、それは意味のないことなのだと、わかりました。
それで、よいのでしょう。
言葉は、時に無力なのですから。
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ところで、この部屋の魅力は、これだけではありませんでした。
この、丸き窓は、またしてもわれわれに何かを問いかけてきます。
次は、この丸い窓が創りだす、調和の世界をご案内します。
ニッポンっていいな、素直にそんな気持ちにさせてくれる、美しき世界です☆
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