遥かなる地の記憶 -141ページ目

イスタンブール、さまよう路地裏。

ジプシャンバザールを堪能したあとは、とあるモスクを見学に。
ガイドブックによれば、訪れる観光客もまばら、というそのモスク。
バザールの裏、ごちゃごちゃした街の中にあるんだそう。

遥かなる地の記憶

地図で見れば、あっという間の距離。
しかし、そこは、中東の街、イスタンブール。
歴史を感じさせる、迷路のように入り組んだ路地が、旅人の行く手を阻みます。

遥かなる地の記憶

細く狭い道。
立ちはだかる石造りの建物。
すでに地図は、意味のない記号となり、一人さまよう袋小路。

遥かなる地の記憶

いつしか、観光客の姿は消え、地元の人しか見かけない路地に立っていました。
観光という飾りをまとった扉をあけて、人々の暮らし営まれる室内へと
足を踏み入れたことを実感します。

そんな迷子になりながらも、新鮮に写る、街の様子。

遥かなる地の記憶

身にまとわれた衣服。
無造作に置かれた、無数の売り物。
その国の等身大の姿が見えるのは、そんなオブジェから。

カラダが覚える異国の地の感覚は、
観光地にではなく、雑多な路地裏にあります。
どの国に行っても。

遥かなる地の記憶

さまよい続けること20分。
やっとの思いで、たどり着きました。
アーチの右側、標識に小さく「CAMII」とあるのが見えるでしょうか。
そう、こちらが、目的地“リュステム・パシャ・ジャーミィ”の入り口です。

神聖な祈りの場であるはずのモスク。
その入り口では、生花に群がる人々の姿。
整備された観光スポットでは目にすることの出来ない、等身大の風景です。

明日は、こちらのモスクの中の様子をお届けします。