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お手持ちの指輪を結婚指輪へ02 元地金鍛造 イエローゴールド×プラチナ×サファイア

前回、預かったリングを溶解し、一片の塊を拵えました。
そこからハンマーで多少叩いたものがコチラ。
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整形と共に鍛えていきます。

この様な作り方、宝飾生産の現場では「鍛造」等とあえて大それた言い方はせず、
「地金から作る」と言い習わすのが常ですが、この製法は紛れも無く「鍛造」です。
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時折熱を与え、叩かれ鍛えられた、地金のストレスを取ってやります。
金なのに黒っぽいのは加熱で表面が変色しているからです。
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叩きすぎで割れますし、熱を与えすぎても何とも。。。

という、実はデリケートな作業。
この一連の行為を一般に「鍛える」なんて呼ぶ様になったのがよく解ります。

適度にするのが「鍛える」です。
何れにせよ、度がすぎると崩壊するという事、お忘れなく♪



さて、全体の質が同じになった頃、ローラーと呼ばれる圧延機にかけます。
するとこんな角棒に♪
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度重なる加熱による変色を除去するとこんな感じ。
素直に延びてくれておりますね♪
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この加工を何度か重ねて均一に延ばしていきます。
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地金の状態変化を観察しながら、丹念に圧延を続け
いつの間にか、金の塊が欲しい地金へと近づいてきました。
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そして随分と延びた事が伝わるかと。
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うーん!真っ直ぐに伸びると気持ちが良いものですね♪
組成に偏りがあると展性のムラにより曲がったりしますから(/ω\)

とくにこちら、元は先様が持ち込まれた2本のリングが素材。
製品から流用する地金はクセがあるもので、より慎重に作業しました。


いやぁ。「鍛える」って難しくも、含蓄のある言葉ですね。

きちんと鍛える事で素直に真っ直ぐ伸びる。
人の親として何かを感じずにはいられません(/ω\)


という訳で、今日はここで!
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皆様頼みましたぞ♪



さて余談、

なぜこんなに代わり映えしない
「ただ延ばすだけ」の写真をUPするかというと、
そんな作業にも、手間と熱量が必要という事、
少しでもお伝えできればと思いまして。

そしてこの作業、少しでもいい加減にすると、
この後の「曲げる」「叩く」といった加工に影響が出ます。
もちろん悪い方に。

だからかなり重要な工程なんですよ。



「丹精込めて職人が作っています」

「職人」という言葉が持て囃される様になった昨今、
こんなフレーズはどこでも聞かれる様になりました。

そしてその言葉だけで反射的に付加価値を感じてしまいます。

ただ、その実際はどうでしょう?
想像でその「仕事内容」を補完出来るでしょうか?


一製作者として僕に出来ることは、言葉よりも実際の写真を添えて、
製作者の視点からお伝えできればと思っております。

こんな雑文は読まなくとも、写真だけで雰囲気が伝わる。

そんなブログ、今後も綴っていこうと思います♪

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