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エメラルドの指輪 06 接合作業

粗方表面を整えた、石枠と本体2つのパーツ。

それを「擦り合わせ」この様にキッチリと納まる様にしました。


このパーツとパーツの隙間にロウ材と呼ばれる、
「本体に使われているプラチナよりやや融点の低いプラチナ」を溶かし着ける事で接合します。

こんな風に。

リング内側は、4か所接合して

この様に



表側にも4か所、同じように処置していきます。

写真中央、パーツ同士が接する所に長方形の金属片置いてるのが解るでしょうか?
これが「ロウ材」です。

これをバーナーから出るライター程度の火を


シュバッっと1000℃以上の炎にして炙ってやると、

ロウ材が溶け隙間に流れ込み、結果こんな感じに接合されます。

この溶接方法を「ロウ着け」と言います。

「ただ炙る」だけの接合作業、加熱している時間はほんの一瞬かもしれません。
しかしこの作業は宝飾製作の中でかなり難しい部類に入るんじゃないかしら?



擦り合わせの精度と隙間、ロウの大きさ、置く場所、溶解温度と加熱温度、加熱する場所、
それさえ間違いがなければ「ただ炙る」だけで綺麗に接合されるのですが、
それが中々難しいものなのです。意図しない所にロウが流れるとリカバリーできませんしね…

しかし、この様な「人の手でしか成し得ない所」は、意図的により難易度の高い作業にする事で、
緊張感のあるものになればと常々思っております。

今回は特に「パッと見の構成はオーソドックス」なものですからね。
こういうディティールが「粋」な仕上がりに繋がればと願っております。


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皆さま今年最後のお願い!どうぞよろしくお願い致します。ね♪