1357 : こっぱみじん sage 2019/11/10(日) 01:57:35

ちょっと思いついたことがあって、布団から起き上がって書きます。


僕は最近、以前ブックマークしておいた達人さんたちの記事を読み返しています。

昔は何度読んでも理解できなくて、もう本当に泣きたくなるような気持ちでした。
「分かんない、分かんない!」と頭が焦げるんじゃないかというほど考え込み

モニタと長時間にらめっこしていました。


でもそんな記事が、今スラスラと難なく読めます。

「はー、なるほどー、うまいこと言うなあ!」
「あっ、こう書き込めばもっと分かりやすかったかも」
「はえー、こんな深さまで分かってる人がいるんだなー」
「なんだー、こんなに簡単なこと言ってるだけじゃーん」


いろんな気づきがあるから、読み返すととてもワクワクするんです。

どうして昔の自分はこんな簡単なことが分からなかったんだろうと不思議で仕方ありません。
でもそれがすっごく楽しいんですね。
布団の中でiPadで見ながら、毎晩ニヤニヤしてしてます。



1358 : こっぱみじん sage 2019/11/10(日) 01:58:40

(つづき)

それで急に思い出したドラマがあります。
『リミットレス』という2015年のドラマです。Netflixかな。

28歳のブライアンというごく平凡な無職(わー、親近感)の男が
NZT48と呼ばれる脳を活性化させる薬を飲んで、驚異的な天才に変貌するというお話です。


NZTを飲むと、難解な数学の問題だろうが、迷宮入りした難事件だろうが
頭の中がカシャカシャとオートマチックに解答をはじき出してしまうんです。


チェスでも、ギターでも、外国語でもなんでもござれ。
その道のプロを遥かに凌ぐ才能を発揮してしまいます。
相手の考えや気持ちを、高速回転した脳が理解するから人間関係も当然うまくいきます。

NZTさえあれば、人生超イージーモードで進んでいくはずだったのですが──

みたいな内容です。
基本ミステリーだけど、コメディっぽい一話完結ドラマ。


ちょうど全然分からなかった時に見ていたから
「いいなー、この薬があれば達人さんの言うことが理解できるようになるのかなー」
と、すごくうらやましかったです。



1359 : こっぱみじん sage 2019/11/10(日) 02:00:41

(つづき)

僕は認識変更後に特別知能が上がったという感覚はありません。
実際IQテストを受けても、別に変更前と数値は変わってないと思います。


ただ現在、僕がまとめブログを読んでいる感覚は
『リミットレス』のブライアンの体験にとてもよく似ているんです。
つまり達人さんの言うことがスラスラ理解できる感覚です。
だからハッと急にドラマのことを思い出したんですね。


ブライアンもきっと「なんでこんな簡単なことが分からなかったんだろう」と思ったでしょう。
薬の効力が切れると激しい副作用を起こすから、ずっと天才でいられるわけではないのですが。


今考えると、このドラマが僕の認識変更の予行練習のようになってた気がします。
「既にある」が分かったり「認識の変更」をした感覚の先取りをしていたのかなあと。
なんとなく、そう思いました。






あっ、でも「このドラマを見れば認識変更できる!」とは思うのはちょっと待ってくださいね。
僕の単なる体験として書いてみただけなんです。

認識の変更は別として、『リミットレス』はドラマとしてもすごく面白かったです。
ブライアンがまたいいヤツなんだ。気持ちのいい人間で、こういう男大好きだなー。


正義感があって、不器用だけど優しくて、ユーモアがあって、家族思いで、明るい奴なんです。
なぜか工作が大好きになっちゃって、謎のジオラマ作ったりするのが妙に可笑しかった。