久しぶりにDVDを借りてみました。
いつもは明るいラブストーリーやコメディが好きなのですが、今はそんな気分ではなくて
困難な状況でもあきらめずに立ち向かう人のお話しが見たい気分で
観たかったけど、パワーがいるから先延ばしにしていた作品をかりました。
今なら見れる。
- サラの鍵 [DVD]/東宝
- ¥3,990
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雑誌で紹介文を見て、ぜひ観たかった。
そして、こんな歴史があったのも知らなかったので、驚きました。
第二次世界大戦下、ユダヤ人を強制収容していたのはドイツ軍だけではなく、フランス軍もしていたのですね。
パリに住んでいた主人公の少女が両親とある日突然強制連行され、のちに収容所に送られる。
でも、連行される時に、弟を隠し部屋に鍵をかけて隠すのです。
しかし、両親は弟が一緒でないことを悲しみ、「お前が弟を閉じ込めた!」などどなじるのです。
数日後、少女は隙を見て仲間の少女と2人で逃亡に成功します。
そして、弟を部屋から出すために住んでいたアパートに鍵を持って向かうのです。
「もう日にちがたってるから、脱出して逃げてるか、死んでる」と言われても、必死にパリに向かいます。
現在その事実を知った、ジャーナリストが少女のその後を追うという形で物語は進みますが、そのジャーナリストも自身の決断を迫られる現実があるーーーー
とても悲しいお話しですが、少女の弟への愛や、その時自分ならどうするか・・・ということを考えさせられる映画でした。
もう一本
- ワルキューレ プレミアム・エディション [DVD]/ポニーキャニオン
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これも前から気になっていた作品。
とっても重い内容なので、なかなか見れずにいましたが・・・
こちらも第二次世界大戦下のドイツのお話し
ヒトラー暗殺計画を企てた大尉の話しです。
歴史を考えれば、失敗したのは明白なのですが、大尉が何を考え、一時は成功したかに思われて、情報が錯そうしている中、どっちにつくと殺されずにすむか迷う軍の人々。
圧倒的な恐怖政治下、独裁政治の中で歯向かうことがどういうことを意味するか・・・
自分だけではなく家族もどうなるかわからない中での大尉の勇気に胸が熱くなりました。
ご興味のある方は、どうぞご覧になってみてくださいね。