「不安」について書いてみようと思う。
まずは、「不安」とは何かの定義から。
辞書によると「こころが落ち着かないこと」とある。
類語:心配 対語:安心
例)不安な気持ちで試験の発表を見に行く
不安だから行動できないという人がいる。
かく言う私も人生における大きな決断のとき
には不安が伴う。
私のお世話になっているある会社社長にこんな
質問をしたことがある。
「悩んで身動きがとれなくなることがあると思うの
ですが、社長はそんなときどうやって対処されていますか?」
すると、おおよそこんな答えが返ってきた。
「いいかい、鈴木君。その時その時のあるがままの
気持ちで、今やらなければならないことを気分に
左右されずにする。それが大切なんだ」。
その瞬間、私は「口がポカン」と開いたままだった。
しかし、その後、
その意味を何度も何度も考えるた。すると、いかに
含蓄のある言葉であるかが徐々にわかってきた。
「気分に左右されずに」という部分に特に目から鱗が
落ちた。なぜならそれまでの自分は気分を優先して
いたからだ。
気分を優先するからダメなんだと、キッパリ言われた。
正直落ち込んだ。
人は何かをやりたい、と思う瞬間がある。
次の瞬間、ほとんどの場合、目の前に大きな壁が
立ちはだかり、不安に襲われる。
そこで「不安に左右されずに行動できるかできないか」
やるにあたって湧き上がる「不安」を優先せずに、
やりたいと思った「気持ち」の方を優先する。
少々ややこしいが、そういうことだと思う。
先の例で言えば、「不安」という気持ちを優先せずに
行動するということ。
卑近な例で申し訳ないが、こんな例はどうだろう。
朝、起きる時間に眠くて、まだ寝ていたいとする。
その時、起きたくないという気持ちに左右されずに
「エイヤーッ」って起き上がる。
眠い目をこすりながらも、熱いシャワーを浴びて、歯を磨いて、
たいして食べたくないけど朝ごはんを食べて・・・
とあれこれやっているうちに気分は気分は変化していき、
いつのまにか朝起きたくなかった気持ちなんて忘れてしまって
いる。
しかし、もしも起き上がらずに寝ていたいという気持ちを優先
して寝ていたらどうだろうか。
起きてやらなければならなかったことをやらなかったばっかりに
困った事態になったり、出来ない自分に自己嫌悪したりという
マイナスの循環(スパイラル)に陥ってしまうだろう。
もちろん、ことはそう単純ではないし、これに当てはまらない
場合が数多く存在することもあるだろう。
ただ、こういう考え方もあるということを伝えておきたかった
のである。(少なくとも自分はこの考え方に触れて良かったと
実感している)
今日のテーマは、
「気分に左右されないことの大切さ」
※目から鱗が落ちる・・・あることをきっかけとして急にものごとの
真相や本質がわかるようになる(広辞苑)
※違うケースでは、「気持ちを優先することの大切さ」もある。
うーん、世の中はややこしい。
だから、オモシロイ。
PS 2006年10月20日。ついに我が家にbabyが誕生しました。
みなさん、ありがとうございます!