話し合いを勝ち負けだけでとらえがちな人がいる。
人にはそれぞれ意見がある。
人にはそれぞれ意思がある。
話し合いや、何かを決める場では、誰もが
意見を言いやすくすることを心がけたいものである。
それは場を仕切る人の責務のひとつではないか。
声の大きな人・自己主張の強い人だけの意見が通って
しまい、声を出さなかった人の意見は知られることもない
というのはおかしい。
声の小さな人の意見を聞く姿勢。内気な人の意見も
重要である。
消えてしまいそうな青息吐息の声をどうしたら出してもらえ
るかに心血を注ぐことが大事ではなかろうか。
今の自分にそれが出来ているかどうかは、わからない。
その場にいる人に聞いてみければわからない。
いつも自己点検していたい。
場に参加するすべての人が主役であり、一人ひとりの存在が
欠かせない。
ひとり欠けても場の空気や流れは変わってしまうのだから。
一方的な講座ではなく、ワークショップ型の
講座を私が好む理由はこのあたりにあるのだろう。
参考になりそうな文献をご紹介
『ワークショップ』中野民夫著 岩波新書
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