とある方のブログ編集・抜粋。同感。
商品を購入する時、いくつかの商品の中から自分の好きなものを選ぶ。このように考えるのはお客様にとっても店側にとっても当然のこと。特に今まで何度か経験した商品に対してはお客が自由に選べるとのはそれだけでも付加価値になります。しかしこの“選ぶ”ということが、その業態や商品に対するお客様の経験度合いによって弊害となる場合もあります。
お客様にとってはじめての商品の場合、何を注文すればこの店の良さがわかるのか、また何を注文するのが一番得なのかと考えてしまう。“どれも素晴らしいですからお好きな物を選んでください”といった提案ではかえってどれを選んだらよいのか困ってしまう。それほど特徴がない店なんだと思ってしまいます。
店側にとっても弊害があります。自由に選べるメニューが豊富の場合、お客様は自分が慣れたアイテム(色・デザインなど)をまず選ぼうとします。その商品が他の店に比べ良ければファンになる場合もあります。しかし、なれている商品ほど、一般的な商品です。この一般的な商品で違いを出したり、より良くするのは至難の業です。
例えば、“この商品は絶対に負けない”という商品があったとして、メニューでも強調して書いているつもりでもそれがお客様に伝わらなければ、一般的なメニューを選択される確率の方が高くなってしまう。そうなると、“この店の商品も一般的だな”ということでリピーターになってもらえる確率は低くなってしまいます。基本はお客様の好きなものを選んで頂く事ですが、特に新規のお客様に関しては、こちらが選んでほしい商品を選んで頂かないと、客数増にはつながっていきません。
ライバルの少ない業種であれば、平均点を取りその点数を上げていくことで売上アップに繋がると思う。ライバルが多い場合はいかに特徴を出していくかが重要。平均的な店なら、マーケットが縮小している時代、売上が落ちて当然。
※オーダースーツにしても、どの店に行っても一般的なオプションがあり、自由に選ぶことができる。慣れ親しんだ店やメニューから自由に選ぶのは楽しいもの。しかし、何を選択して良いかわからない場合、『不自由さ』を感じます。店側がしっかりとお奨めをアピールすべきかなと。メニューを絞り込むのではなく打ち出す商品を明確にすることが重要ですね。