1869年、岐阜県高山町で生まれた福来は、心理学、特に催眠心理研究の第一人者でした。

「不思議で怪しい現象」と思われていた催眠術に、科学的分析を加え本態を究明しただけでなく、自身も催眠術を習得し多くの被験者に施術していました。

催眠は睡眠とは異なり、催眠中は外からの暗示にかかりやすく、催眠中に与えた暗示が催眠解除後にも影響を及ぼします。

たとえば、自殺や殺人を命じて催眠を解除すれば、実際に自殺をはかったり人を殺したりすることがあるため、使い方次第では非常に危険なものです。

当時は催眠術が流行現象となっており、催眠術を利用した犯罪事件も発生していたため、軽犯罪の取り締まりの対象にもなっていました。

催眠研究から、その後の心霊研究につながりましたが、福来は晩年、「念写の研究を始める以前の、私の催眠の研究などは、まるで幼稚なもの」と語っています。

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