昔むかし幼少のころで見た、テレビ映画のシリーズ物だったと思いますが(最近めったにお目にかかれない西部劇)のいち場面でカウボーイが、お宝のダイアモンドを本物か、見分けるために拳銃のグリップでダイアを叩くシーンが、ありました。そこでは、そのダイアモンドは、跡形もなく壊れて偽物と言うことで決着したのですが、ダイアモンドだって、硬い鉄でたたいたら割れます。

いくら硬いと言っても鉱物ですから、それにグレードにもよりますが内包物とか、亀裂とかは、入ってたりしますから、こういったものは、あたりどころが悪いと簡単に割れてしまいます。

まさか本物の確認をするためにハンマーで叩く人はいないとおもいますが、ジュエリーは、繊細で壊れやすい物ですから、くれぐれも取り扱いは、慎重にお願いいたすます。

またジュエリーボックスにいろんな宝石をごっちゃに入れていらっしゃる方を時々見かけますが、硬度の違う宝石を一緒に入れると、石同士がこすれて傷になりますので、ご注意くださいジュエリーは、愛情を持ってやさしく接してくださいね。

ジュエリー製作者ですからリングや、ペンダント(主に一点物や、原型)の制作をやってきましたが特注で奇妙な物のオーダーを受けることが多々ありました。
変り種は、バブルも終わるころデトロイトのモーターショーに出品するための某国産有名自動車メーカーN社からの依頼で制作したフロントグリルに付けるエンブレムでしょうか。
今でも輸出向けのエンブレムになっているバカボンのおまわりさんの目を逆さにしたような形のものですが、当時ジャパネスクを売りにするために唐草の中(デザイン段階では、竹も有ったような)にそのマークがデザインされているものです。素材は、シルバーで大きさも20cm×20cm位ある物で5から6パーツに分けてWAXで制作し鋳造してくみ上げました。ある程度の収縮は、予定していたのですが、思いのほか収縮が激しくてベースの形に合わせるのに苦労したのを覚えています。

そのあとそのメーカーの最高級乗用車のボンネットエンブレムとキーを18金とシルバーで作る企画が持ち上がりましたが、バブル崩壊と共に消えてしまったようです。