2年ぐらい前から、うちの会社である化粧品ブランドの商品を販売しています。

 

日本では知られていませんが、海外ではメジャーなブランドです。

 

 

これを売り始めるときに、ちょっと考えました・・・

 

やるべきか、やらないべきか。

 

 

私が、新規品をやる時に気にするのは『守り』です。

 

もちろん売れないとしょうがないので、『攻め』は必ず考えます。

 

でも、『守り』はそれ以上に考えます。

 

 

私は一人で輸入販売の会社を運営しているので(営業・出荷・マーケティングなど全て)、

 

私一人であらゆる敵と戦わないといけません。

 

 

商品が売れ始めれば、当たり前ですけど横槍が入ります。

 

例えば、他の輸入会社が、同じ海外の仕入れ先のメーカーにアプローチして同じ商品を販売しだすとか

 

香港あたりの業者から同じ商品を並行輸入品として販売しだすとか。

 

 

このような敵から自分の会社が築き上げた市場をどうやって守るかを考えるわけです。

 

商品がメジャーであればあるほど『攻め(売ること)』は簡単です。

 

しかし、敵と戦う『守り』が難しくなります。

 

 

2年前から売り始めたメジャーな化粧品ブランドの話しに戻りますが、

 

この商品を販売すると私が決断した理由は、お客さんです。

 

10店舗ぐらいある老舗のチェーンが、販売してくれることを確約してくれたからです。

 

この商品の業界では、この老舗チェーン以上にこの商品がマッチしている店舗はありません。

 

だから敵が攻めてきたとしても、私はこのチェーンを担保にすることで、海外の仕入れメーカーとの交渉で強く出れると考えました。

 

そんな訳で、このメジャーな化粧品を販売開始したわけです。

 

 

そして、販売開始から1年半ぐらい過ぎた去年の暮ごろ、案の定ある輸入会社が横槍を入れてきました。

 

同じ海外の仕入れ先にアプローチして、うちの会社と同じ商品を仕入れ、安売りしだしました。

 

 

私は海外の仕入れメーカーに連絡し、『あそこに売ったのか?』と問い詰めました。

 

『日本は市場規模が大きいから、輸入会社が複数でも問題ない』と、海外メーカーによくある感じの答えを言ってきました。

 

私は、担保である老舗チェーンの話しを出して、『あそこに売るなら、うちのお客の老舗チェーンが販売をやめると言ってる』と交渉しました。

 

そして、海外メーカーは、うち一社を日本の輸入代理店として選ぶことになりました。

 

 

こんな感じで、『守り』を考えながら『攻め』て行く訳です。

 

一人で戦うのは、なかなか難しいです。