2017-2018年冬の韓国旅行
大邱に到着した夜は、
東城路を楽しくショッピング
DAISO、教保文庫から
雑貨屋さんやコスメショップ、
ファストファッションブランドまで、
あちこちチェックしたあとは、
9月に見つけたリノベーションcafeへ
パン&ケーキのLe POULDU
レトロな建物を
可愛くリノベしたベーカリーカフェ
変えたばかりのスマホの
内蔵カメラのクセが掴みきれず、
なんだかピンぼけ写真
『檀紀四貳九参年拾月四日上午十時上粱』
とあり(粱は旧字体ですね)
「龍」「虎」の文字に挟まれています
調べてみると、
檀紀4293年は西暦の1960年にあたります
朝鮮の建国神話に基づく年号は、
檀君の即位の年を元年とし、
中国の王朝から独立した
大韓帝国の正式な年号として使われました
1961年に、当時の朴正熙大統領が
檀紀の使用を廃止するので、
その直前の頃、ということになりますね
前に来たとき、
日本家屋の屋根組に見えた建物は、
戦後に棟上げしたことが判明
日本統治時代のあとも、
日本家屋を作るような技術は
韓国の建築技術の中に残ったのか、
別の事情があったのか…
龍虎の文字は、
東西の方角を示すのかな
とも思いましたが、確証を得られず
それにしても、棟木銘で
新たな想像が掻き立てられました
クリスマスのデコレーションも素敵な
リノベーション建物に、
どんな歴史が詰まっているのかと
思いを巡らせた夜でした
そっと告白
…ドアを開けた拍子に、
クリスマスリースを道路に落としたのは
私です。ごめんなさい