こんにちは。
授業の終わりに生徒さん家の新入り猫さんを紹介され、あまりに可愛すぎて無意識に触ろうとしてパソコンを倒しそうになった💻
オンライン天麻そろばん教室の天麻です。
◉オンラインだと言う事をすっかり忘れていました。
旅四日目インド最終日。
朝食を済ませガイドさんと待ち合わせのロビーへ降りチェックアウトを済ませ、ホテルの正面玄関で待っていたドライバーさんと合流し、この旅の一番の目的、ガンジス川の日の出をみる為にまだ薄暗い中ホテルを出発。
出発した時は遠くの方で微かにゴロゴロ雷が鳴っていましたが、程なくして土砂降りの雨とドッカンドッカンの音と共に空一面に何本もの稲妻が走り、まるでお祭りの太鼓の中で何かのショーをみている様な初めての体験で車の窓からずっと空を見上げていました。
濃いグレーの空に金色の稲妻のコントラストが綺麗で、例えるなら空のずっと上の方で誰かが巨大な線香花火をしている様な……さすがインド……やる事が違う……と訳わからない事を思いながらずっと眺めていました。
この非日常感が、
これだけ惹かれるガンジス川に何があるんだろうと言う期待とワクワクを更に盛り上げてくれました。
雷もですが雨もすごくて、バケツをひっくり返したようなという表現がありますがそれ以上でした。
まっガンジス川近辺に到着したらピタッとやむパターンね。
さすがインド……と勝手な妄想を入れながら気がついたら同じ場所でずっと車を停めていたので、ガイドさんにどうしたんですか?と聞いたら「雨が小降りになるのを待ってるの」と言われ、どうやら既に到着していたようです。
そこから10分以上は車の中に居た気がします。
小降りになったので車を降り、前日も歩いた緩い坂道を登っていきます。早朝のせいか人もまばらで歩きやすく前日とは大違いでした。
途中でガイドさんがチャイのお店に寄ったので一杯いただきましたが、これがまた濃厚でもう一杯飲みたいくらい美味しいチャイでした。
思いがけず美味しいチャイもいただき、
細い道でくつろいでいる野良牛をよけながら
ガンジス川を見渡せる場所まであと少し。
ワクワクが止まりません。
一気に見たかったので見渡せる場所までは前をみず足もとをみて歩きガンジス川到着。
せーので顔をあげようと決め、
心の中で
せーの
ど〜〜ん!
・・・川・・・
目の前にはダダっ広い川が流れていて、この川の水面の様に私の心も静まり返っていました。
おしまい。
えっ?
心が1ミリも動いていない自分に驚きながらも、ひとまず感情に蓋をして、これからボートに乗って火葬場とか巡るからそれだなと思い込ませ、いざボートで火葬場の前を通ったり、日の出も見たり、ガンジス川の中腹でボートを止めて水面をじぃーっとみたりしてみましたがやっぱり川でした。
前日もプージャ見学でガンジス川を訪れて、
確かに何も思いませんでしたが暗かったせいだと思い込んでいました。
一体何しにインドに来た?
と思いながらも現実を受け止め、
半分抜け殻状態になりながらガンジス川を後にし、次の観光地、仏教の聖地と言われるサールナート方面へ。
現地に到着し最初はムーラガンダ・クティ寺院へ。
中に入ると壁がお釈迦様の生涯を描いた壁画で、真正面にはデッカイお釈迦様の像が座っておられ、ガイドさんに壁画の説明を受けたあと、まずはお釈迦様に挨拶だなと思い前方の端っこでお祈りというか挨拶をしていたら、ガイドさんに「中に入る様お坊さんが言っている」と声をかけられ、お釈迦様の前の柵みたいなのをお坊さんが開けてくれ、私一人中に入りました。
中はお釈迦様の背中側で、記憶が曖昧で詳しく説明できませんが綺麗だったと思います。お坊さんがヒンディ語でいろいろ話していましたが言葉がわからないので感覚で聞いていたら、置いていた大学ノートにメールアドレスを書く様に言われて、いやメール来てもヒンディ語がわからないんだけどと思いながら渋っていたら、書くまで待っている様だったのと断る言葉が出てこないので教室用のメールアドレスを書いておきました。その後メールはきませんでした。
あと綺麗なお皿にお金がのっていたので、お賽銭的な物だと思いお賽銭したら、お坊さんがオレンジっぽい色の糸(お坊さんの袈裟の色)を私の手首に巻き始め、要りませんでしたがまたまた断る言葉が出て来なかったのでそのまま巻かれ、そこを出た後ガイドさんにこれは何か聞いたら、お守りみたいな物と言われ自然と切れるまで2年くらいつけていた気がします。
寺院を出て英語のガイドさんに変わり、遺跡とかある公園みたいな所へ行っていろいろ説明されながら周りましたが、興味がない上に英語だったのでほぼ??な顔をしていたと思います。
観光を終え日本語ガイドさんと合流し、デリーに戻るため空港に向かいました。
次回はインドの旅ラストで
⑥に続きます……
長文にお付き合いくださり
ありがとうございました。