綺麗なあかね空
今日の夕陽 あかね色の空
綺麗でした
段々の雲が
濃く 薄く グラデーションで・・・
東の空も紅く染まって
うす~いすじ雲も青空に やさしい紅紫色
遠い山際は
ライトを当てたホリゾント幕のように染まり・・・
ああ~ だめ
どういったらいいのか・・・ 伝わらない
写真なら 一目瞭然 百聞より一見で然りなのに
写真に写せませんでした
カメラの電池切れ
カメラを向けないで
眼に
胸のうちに
焼き付けた夕空でした
あの人も 観てるかなぁ~
あの人も いつものところで
広い 大きなあかね色の空を
観てるかな・・・・・
あの素晴らしいところから今日の空を観ていたら
きっと 元気が戻ってくれる
笑顔の素敵なあの人に戻ってくれる
そう祈り 観ていました
空を見て
風を感じて
想うのは いつもあなたのこと
露と答えて・・・ 2
伊勢物語 第六段 芥川
露と答へて・・・
むかし ある男(在原業平) 周囲から結ばれることを反対され とうてい自分のものにはなれないと思う高貴な女性(藤原高子)を盗み出し 背負って夜の闇を逃げて来た時 芥川のほとりで草の先できらきら光る物を見て 背中の女性がが ”あれは何?” と男に尋ねました
男は先を急ぐあまりその問いには答えないまま 雨も激しくなり雷も鳴り 女性を荒れた建物に入れて戸口で守っていたところ 女性は鬼に一口で喰われてしまいました
男は後悔しました
ああ あの時 あのきらりと光るものは真珠ですかと あなたが尋ねた時 ”あれは月に輝く夜露だよ” と答えて教えればよかった そして あなたと一緒に露のように消えてしまえばよかった」 と・・・
夜露を観たこともない高貴なお方 藤原高子(ふじわらたかいこ)は後に天皇に嫁ぎます
兄に連れ戻されたことを鬼に一口で食べられたと表現したのです
今 訊きたいのは
目の前の小さな疑問
答えて欲しいのは
たった一言
明日のことなどわからないから
遠い未来のことより
今このとき
今
知りたいのは
目の前の
小さな疑問


