秋の夜長のわらべうた | つながっていこう~オンライン版絵本で支援プロジェクト【公式ブログ】

 

ととけっこ~よがあけた~

 

東京のかこです。
今月のわらべうたは私が担当します♪



 

今日、10月24日は二十四節気で「霜降」
文字通り、霜が降りる頃、秋もぐっと深まって、
朝晩冷え込むようになります。


そんな時に歌いたいわらべうたを
紹介しますね。
昨年も紹介した

「かたさせすそさせ」







ルンルンかたさせすそさせルンルン

チンチロリン チンチロリン
かたさせ すそさせ さむさがくるぞ
チンチロリン チンチロリン



この時鳴いている虫は
ツヅレサセコウロギなんですって!
急に朝夕冷え込むようになったので
まさにこのわらべうた、ぴったりですね。

 

 

 

 

 

こおろぎが出てくる絵本と言えば・・・

エリック・カール『だんまりこおろぎ』
くどうなおこ/訳 偕成社 1990


 


この絵本、最後に音が出るので、何度も何度も繰り返し

我が子に読んであげた記憶があります。

発売当初は電池ではなく、光を感知して鳴るテープ状のものが
仕組んでありました。
それが切れてしまったらもう音が出ない~

 

という問題が今では解決されているのですね。

あらためて、音が出る絵本を新調したくなりました。

 

 

9月に紹介した「こおろぎころころ」と
一緒にこの季節に歌ってみてください!

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に『のはらうた1』から、こおろぎしんさくの詩の一部を紹介します。

さびしいよる    こおろぎしんさく

 

くろいくろい よるのまんなか

つちの つめたさが

あしに しみとおると

なぜか はねが ふるえます

なぜか でんわを かけたくなります

 

リリリリ だれか いないかい

リリリリ そばにきておくれ

 

(略)

 

くどうなおこ『のはらうた1』童話屋 1984


ちょっと寒い夜は・・・温かい飲み物を飲んで・・・誰かと一緒にわらべうたを歌って!
そして温かいお布団にくるまって・・・良い夢を見てください。