デジタルアーカイブって何? | つながっていこう~オンライン版絵本で支援プロジェクト【公式ブログ】

今回は デジタル時代の絵本研究会で発表されたコスモスさんこと西巻悦子さんに投稿していただきました。

 

「デジタルアーカイブって何?

から始まって、いま、私が目指していること」

 

西巻悦子

 

 私が、デジタルアーカイブを知ったきっかけは聖学院中学高等学校の大川功先生が書かれた論文でした。

 

学校の歴史をアーカイブ資料として残したという経緯を書かれたものです。学校に関連した映像や記録をデジタル化して残し発信するということは知らなかったし考えもしていなかったことなので、とても新鮮でした。

 

 私は長年高校教師をしており、早期退職して図書館情報学を学び直し、図書館の司書や学校の司書教諭養成の科目を大学で講義していたので、各学校の貴重な独自資料の行方には関心があったのです。

博物館(Museum),図書館(Library),文書館(Archives)の間で行われる種々の連携・協力活動のことをMLA連携って言います。それがデジタルの世界ではもっと大規模に行われていることを知ったのは、ジャパンサーチが本格稼働したまさにちょうどそのころ2020年でした。

コロナ前には毎年、横浜で開かれていた図書館総合展がコロナでオンラインになり国会図書館がジャパンサーチの使い方を解説するワークショップを開いてくれていました。

それからどんどん興味が涌いて2022年には準デジタルアーキビストの資格も取りました。

 

これからはヨーロピアーナDPLA(米国デジタル公共図書館)およびジャパンサーチなど無料で見られる確かな医療情報を使って教育用教材作成をしたいなと思っています。

 

さらには、デジタルアーキビストは今のところ864名だそうです。何とか私もデジタルアーキビスト資格を取ろうと考えています。また、その上の上級デジタルアーキビストは192名だそうなので。それにもチャレンジしたいなと、と思っています。

 

 

   世界の三大デジタルアーカイブ

 

 ヨーロピアーナ

 

 

DPLA

 

 

 

 

 

 

 

私の好きな絵本を紹介します。

『100年たったら』

文: 石井 睦美

絵: あべ 弘士

出版社: アリス館

2011年