こんにちは。東京下町在住のあいりーんです。
暦の上では「春」ですが、東京もまだまだ寒風に吹かれる日が続いています。
それでも早咲きの梅は1月下旬から咲き始め、リバーサイドの梅の木スポットでそっとマスクを外して深呼吸~。
先週は水仙も目にして、気分だけは徐々に春に♪
2022/2/2 撮影@竹橋
ところで、この水仙をフェイスブックに投稿したところ、友人から
雪中四友の一つですね
とのコメントをもらったので、調べたところ・・・・
雪中四友の解説 - 小学館 大辞泉 goo辞典より
せっちゅう‐しゆう〔‐シイウ〕【雪中四友】
玉梅(梅)・臘梅 (ろうばい) ・茶梅(さざんか)・水仙の4種のこと。画題とされる。
なるほど、雪の降る中でも春を予告する早春の花たちなのね・・・と納得。
水仙はもっと暖かくなってからと思っていましたが、品種によって咲く時期が異なり、写真の日本水仙は1,2月頃の早い時期に咲くため「雪中花」とも呼ばれるそう。美しい呼称ですね。
こちらは人通りもある道路脇だったのでマスクも取れず、芳香は楽しめませんでした。残念!
そう言えば、この冬は“さざんか”も“ろうばい”も見つけたから、この水仙で「雪中四友」コンプリート♪
さざんか
ろうばい
ところで、春を知らせるといえば、、、、、上野公園の寒桜が咲いているとのことで、早速見てきましたよ~!
早咲きとはいえ、本当に早い!
札にちゃんと「カンザクラ」と書いてあるから悩まないけれど、時々「あれ?ウメ?サクラ?・・・モモ?」なんてなりますよね。
そんな私やあなたや子どもたちのための絵本を一冊!!
タイトルもズバリ
赤木かん子/作 藤井英美/写真
新樹社 2016年
この本は、著者の赤木かん子さんが「きれい」「すごい」「楽しい」にこだわって作った科学絵本“もっと知りたい”シリーズの一冊。
とにかく写真が美しく、インパクトがあります。
で、この本による「見分け方」のひとつを引用しますと・・・
(P8より引用)
でも、いちばんわかりやすいのは 花びらのかたちです。
バラ科の花の花びらは、どれも5枚ですが
まるいのがウメ、
すらりとしているのがモモ、
花びらのさきに、きりこみがあるのがサクラです。
家紋を見ると、よくわかります。
サクラには、きりこみがありますね?
(引用終わり)
P8,9見開きにそれぞれ大きな花の拡大写真と、
家紋「梅の花」 家紋「山桜」が掲載されれています!
フリー画像より
(左)梅の花 (右)山桜
わ~~♡
ここでも先月に続いて「文様」の登場です♪
もちろん、『文様えほん』でも、梅と桜の家紋を見比べましたよ♪
(『文様えほん』の記事はコチラ)
さぁて、
話は戻って「雪中四友」!
この言葉から思い浮かんだ絵本があります!
『ゆきのひのおくりもの』
ポール・フランソワ/文 ゲルダ・ミューラー/絵
ふしみ みさを/訳 鈴木出版 2017年
一本のにんじんが、こうさぎからこうまへ、こうまからひつじへ、ひつじからこじかへ、そして、ぐるっとまわって、またこうさぎへ。
そう、かぞえてみましょう。
雪の中登場するのは、
こうさぎ・こうま・ひつじ・こじか の4ひき!!
まさに 雪中四友 !!!!!! ?
こころ暖まる友だち同士の思いやりが描かれたこの絵本は、
第76回オンライン絵本会にじのひろば(2021/02/07開催)でも読まれた名作です。
4人の読み手で読み分けた声と一緒に懐かしく思い出されました。
そして、「雪中四友」の文字を打ちながら、
あいりーんは個人的に、連日報道されている雪に埋もれる「札幌」の絵本会のメンバーたちを思い浮かべています。
本当に大変そうな雪かきや交通網の麻痺など、ご苦労なさっている方々に心よりお見舞い申し上げます。
今日は「雪中四友」をテーマに、思い切り「タテヨコななめ」に書きました。
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。