絵本って未来へのお手紙  Guest Writer : まちゃさん | つながっていこう~オンライン版絵本で支援プロジェクト【公式ブログ】

        

私は手づくり絵本を作ってるまちゃです。


絵本が大好きだった子ども時代から、

わが子に絵本を読むようになり、ほかのお母さんたちと同じように、

人生で再び絵本と出会いました。

それと、もうひとつ出会ったのが、

子ども達が描いた絵のすばらしさです。 
子どもの絵には エネルギーがみなぎっています。
子どもの絵は 伸びやかな線や力強い筆致で 子どもの瑞々しい生命力がクレヨンや絵の具によって画用紙いっぱいに定着しています。

パブロ・ピカソが

『ようやく子どものような絵が描けるようになった。』
と晩年いったように、

こんな素晴らしい絵を描く存在が自分の目の前にいて、

際限なく、何の躊躇もなく、

すらすら絵を描いたり工作したりしている様子は驚きでした

そんな作品たちには家族への大好きな気持ち、はじめて捕まえた昆虫を誇らしくおもう気持ちや 楽しかった夏休みの経験の感動にあふれていました。 

そんな息子たちも大きくなり、

オンライン絵本会に参加させていただいたとき、

出会った参加者のお子さん達の絵は感動的でした。

昨年5月 オンライン絵本会の参加者の皆さんと

「せかいがもとにもどったら」

のタイトルで描いてもらった絵本の1ページ1ページは、

私にとって宝物です。


コロナで会えなくなった遠くに住むおじいちゃん、おばあちゃん、いとこにあいたい思いやそとで元気にあそびたい思いなど、

どれをとっても切実な願いや愛があふれる絵が沢山集まりました。

 

そんな素敵な絵に出会えたことに 

この場を借りてもう一度感謝申し上げます。

絵本は 未来へのお手紙だと思うのです。

作者が直接つたえられない、

目の前にいない誰かに思いを届けるお手紙。

皆さんで作った

「にじのかなたへーせかいがもとにもどったらー」

の絵本もそうです。

  
  

この先、誰かの目にふれたら、

きっと誰かの心にちゃんと届くはず、そ

の瞬間、伝えたいと思った作者の愛情の形が。


だから、

ぜひ ご自分で絵本を作ってみてください、

未来の自分にお手紙を書くつもりで。
 

 

※まちゃさんが企画し、絵本会に集まった仲間たちと作った”世界にひとつだけのオンライン絵本”はこちらです。是非ご覧ください。 ⇊