もっとも気軽にできるTRPGは何かと考えると、キャラクター登録制のTRPGサイトに行き着く。
いちいちキャラクターを作らなくてもいいし、GMPLもある程度知り合いが多いから何より気が楽だ。
オンラインセッションで固定面子卓をやると常に失踪の心配がつきまとうし、毎回新しい人を集めてやるのは楽しいけど疲れる。
でもひとつの同じ世界に無数のキャラクターを登録して、しかもそれをオンラインでやるという遊び方はシステムの予想を超えた遊び方であり、現状それに特化したTRPGシステムというものはない。
ないならしかたないから作るしかない、という考えに至ったわけです。
オンラインでどのようなTRPGが多く遊ばれているかのデータを見たことがないんですが、ぼくがいくつかのサイトを回ったところ、ソードワールドが一番多かった。
なのでソードワールド(完全版)をベースに考えていきたいと思う。
ちなみにここではオンラインセッションと言うのは特にこだわりがない限りチャットで行うものと考えています。通話できるならオフラインとの違いはほとんどなく、誰が喋ってるかわかりにくいこと以外はむしろオンラインのほうが快適なくらいだからです。
キャラクター登録制のオンラインTRPGに求めたい要素
1.高速なルール
2.時間がなくてもロール(演技)ができる
3.何度もセッションができる
4.先に始めたPLと、後に始めたPLが一緒に遊べる
以上の4点。
まず1の高速なルール。
昔からオンセ3倍則なんて言われている。
ソードワールドがこの形のセッションに一番向いているのはこれが理由だと思う。
ソードワールドならルールブックを見なくたってできるという人は結構多いはずだ。
アリアンロッドだったらそうはいかないはず。
その違いはクラス制とスキル制の違いだと思う。
いちいちルールブックを見ながらでないとできないスキル制はチャットセッションには向かないと思う。
加えてソードワールドの判定方法は最高にシンプルで、GMもルールブックを見る必要がない。
どんな状況だって「技能レベル+能力値ボーナス+2d6」で解決できる判定方法はいつ見ても美しい。
とにかく時間を短縮したいオンセで2はとても重要。
オンラインでTRPGを一番短い時間でやろうと思ったらこうすればいい。
「君はいろいろあってボスの目の前までやってきた。さあ剣を抜いて戦うのだ!」
でもそれじゃあカードゲームやったほうがマシ。
かと言って延々チャットで考え込みながら演技をしているといつまで経っても終わらない。
人気のソードワールドはロールの補助が一切ないシステムだ。
そこが愛されている面もあるが、短い時間の中でTRPGの楽しさを味わうためには、システムの段階でなんらかのロール補助が必要だと考える。
3もオンライン独特の考え方で、オフラインよりキャラクター登録制のオンラインは圧倒的に卓が成立しやすい。
気がついたら100回近くセッションしていた、なんてことは珍しくない。
だけど100回成長した時のバランスを考慮して作られたTRPGはごくわずかで、そういう作りこまれたTRPGはシステムが重いものばかりだったりする。
素人が無償公開するのだから、システムを作ったあとのバランス調整は大目に見てもらえるだろう…。
商業だったらこうはいかない。これが自分の手で作ろうと思った理由のひとつ。
4はオンラインというより、ぼく自身の考え方。
先に始めた人が有利ということにはしたくないし、サイトの存続(=システムの存続)はやっぱり新しい人がはいってくるかどうかにかかっている。
誰にも遊ばれないシステムなんてつくったって何の意味もない。
自己満足で終わらないためにも、新しく始める人がやりやすいシステムでないといけない。
それに、やっぱり好きなものは人に勧めたい。
ニコニコ動画見てるとTRPGに興味あるけどやったことないって人多いし、需要はあるはずだ。
でも気軽にできる場所がない。
そんなかんじでこの4つをコンセプトとして、これからじっくりシステムを考えていくつもりです。