4Kテレビが普及してきている。東京五輪や北京五輪をキッカケに購入した方も多いだろう。

ところで或る作業の過程で4K後付けチューナーをフルハイビジョンテレビにつないでモニターすることになった。「どうせ下位接続だし画質たいしたことないだろな〜」と思いながら接続してみると 何と今まで観たフルハイビジョン画質で一番鮮明なのである☆ これには驚いたが、冷静に考えてみると納得する点が。
実は日本のハイビジョン放送は対応チャンネルを増やすため圧縮&コストダウンの傾向にあり、本来はフルハイビジョンモード(1920×1080)で送り出しできる場合が多いのだが、実際には1440や1280で放映されてることが多い。なので通常のハイビジョンテレビとフルハイビジョンテレビの画質の違いを明確に感じることができなくなっていた。
しかし4Kチューナーをフルハイビジョンテレビにつなげると、ダウンコンバートとは言えフルハイビジョンの完全画質(1920×1080)で観れるのだ。真の4K画質には劣るが、それでもフルハイビジョンテレビの機能を最も発揮した状態で観れるゆえ、高画質を堪能することができるというわけ。フルハイビジョンテレビ所有してて、4Kテレビそんなに台数買えないとか 今はそれほど必要ないという方は、この手法を是非お試し頂きたい{「フル」が付かないハイビジョンテレビは効果ないので御注意}。