おはようございます
布ナプキンアドバイザー®︎看護師
廣田容子です
西日本豪雨による災害
ニュースを見る度に胸が痛みます
一日も早く、復旧・復興しますように
そんな中、避難所運営ゲームHUGを体験して来ました
HUGとは、H(避難所)U(運営)G(ゲーム)の頭文字屋を取ったもので
避難所運営を任されたという想定の下で、
次々にやってくる避難者の状況や要望を考慮しながら、迅速かつ適切に対応していく、シュミレーション型の訓練の事です
避難所に、〇〇の方が来られた場合、どこで生活してもらうのか?
体育館なのか、個室的な場所なのか?
女性の更衣室はどこにする?
炊き出しはどこで行う?
怪我をしている人は?
認知症の方は?
などと、カードを用いて選別していきました
あまり表には出ていませんが、現状として避難所でのDV(身体的暴力、暴言、経済的暴力)
性被害、性暴力も現実の様です
・更衣室をダンボールで作ったら、
上から覗かれた
・授乳してたら、じろじろ見られた
・寝ていたら、知らない男性が毛布に入って来た
・子供がおじさんに抱きつかれたなど。。
小さな男の子も、性被害の対象になっているそうです
怖いですよね💦
なので、女性の更衣室やトイレは、
人の目に付く場所にするなど、
悲しいですが、犯罪が起こらない様に注意しなければならないのが現実の様です
そして、生理用品や下着の配布を
男性職員が行なっている
お話しもありました
特に若い子は、言いづらいですよね
隣に女性がいてくれれば、そんな問題も解決出来そうですが、
女性は、炊き出しのお手伝いがあったり、
子供の世話など、避難所で動きやすいのは男性の方かもしれませんね
性別・立場による被災の違いがあったり
女性が避難所での共同生活を行う為には
一定のプライバシーを確保する為の配慮が必要であると感じました
私は、今回の話しを聞いて、色々な被災地の現実を知りました
自分が当事者にならないと分からないでは、遅いのです
何かの形で、現状を伝えて、
自分を守る為に女性として考えていく
そんな機会を作ろうと思ってます!
皆さんも、被災地での女性の生活
自分が同じ立場になったら、どうする?
考えてみて下さいね