読書の勧め | onjbのブログ

onjbのブログ

ブログの説明を入力します。

 野菜作りを始めて,30年になる。初めは畝というものを作らず,そのまま種を植えたりしていた。それを見た人が「畝を作らないかん」と教えてくれて,野菜の出来は随分違った。また,緑の濃い色をしていなくてはならない野菜が黄色になり,元気に育たない。種物屋で「野菜づくりは土づくり」であることや生産の三要素である窒素・リン酸・カリの配分を考えた肥料の使用などを教えていただいた。窒素は葉物,燐酸は茎物,カリは根物を育てるという肥料の用途や酸性土壌を好む野菜とアルカリ土壌を好む野菜があることも学んだ。経験を重ねていくうちに,連作がだめな野菜や隣に植えるとだめな野菜があることも分かった。      

 

 

 体験を通じて野菜づくりの技術を少しずつ習得してきたが,知識はまだまだ貧弱で,勉強しなければならないことが多い。

 古代ギリシャの哲学者であるソクラテスは「他人が辛苦せしものによりて,容易に己の改善をなしとげうる」と述べている。

 つまり「本を読むことによって,先人たちが苦労して得た知識や経験をわがものにすることができるのだから,自分が成長したかったらもっと本を読め」ということを薦めている。

 確かに,専門家の考えや体験を,自分にプラスするには読書が最適だ。

 体験は大きな力となるが,人生の中で体験できることは限られている。また,体験を自分のものとして生かすにも相当の時間を要する。

 私が体験して得た知識などは,たった1冊の本を読めば,簡単に自分のものにすることができる。そればかりか,本からは私が長い年月をかけて体験してきた以上のはるかな知識を得ることができる。

 記憶力が良く読書に費やす時間がたくさんある時期に,多くの本を読むと,後々大きな力になる。何も堅苦しく考えず,様々な目的に沿って,読書に親しみ,多くの人の頭脳から学び,疑似体験や自身の能力開発につなげるのは極めて有益ではないだろうか。