家に来客者があり話をしていると、しきりに吠える愛犬は
自分もかまってもらおうと必死な状態なのです。



このような行動をする愛犬は、家族の中で自分が一番下に
位置すると捉えられていない、もしくは、常にかまっても
らい甘やかされてきた環境で育ってきた犬に多いのです。


犬のしつけというポイントから考えても、かわいがるばか
りの過保護はダメです。



しつける方法としては、来客者に対して吠えたら「いけない」
と一喝することも大切ですが、しかし、お客様の前でそうそう
何度も叱ることも出来ませんし、また、何度も叱ることを繰り
返すと何よりも愛犬のしつけの為になりません。



また、叱る以外のしつけの方法として、愛犬を別の部屋へ
連れて行くことがあります。



つまり、愛犬から人の姿が見えな
いようにしてしまうんですが、それでも吠えてしまう犬がいます。



別の部屋にいても吠えたら叱りに行きますが、何度も繰り
返すのは厳禁で、1回だけ・・・しかも短く叱るようにします。


これを何度も繰り返すと、吠えれば飼い主が側に来てくれる
と愛犬は誤って覚えていまいます。



どうか、頑張って愛犬を人間の良きパートナーへと育てましょう。

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愛犬の困った問題の中で、なんと言っても一番は”無駄吠え”でしょう。

噛み癖などは家の中の問題なので、絶対に噛まれてはいけないものは
隠すなど、まだ我慢できる範囲の問題行動だと言えます。


しかし、夜中や早朝に吠えられると「近所迷惑だわ…。」と考えるだけ
でも相当なストレスですし、実際にご近所から苦情を言われた時は、
本当に申し訳なくて仕方がありませんよね。



しかしながら、この犬の”無駄吠え”行為は、色々ある犬のしつけの中でも
かなり難しい分野なんです。


だからと言って、決して放っておけないのがこの無駄吠えです。



まず、犬が無駄に吠えている!と感じた瞬間に愛犬のその行動を止めること
です。犬が吠えている後ろで、大きな物音をたてたりすると突然のことに
驚いて吠えるのを止めますので、止めたら犬を撫でたりして褒めてあげます。



このように褒める行為を繰り返すことで、「吠えるのを止めるとかわいがって
もらえる」と犬が認識するようになるので、ここまでくるまで飼い主は根気よく
我慢を忘れず対応しましょう。



これ以外にも、愛犬が子犬の頃から街中に連れていったり、他の人間や動物
などにも慣れさせておきます。


このような社会性を愛犬の身に付けることで、例えば散歩中にしても、
必要以上に吠えることをないはずですので、伝染病のワクチンが済んだ子犬には
早い段階から、いろんな外の世界を体験させてあげて下さい。



飼い主のしっかりした愛情と忍耐で”無駄吠え”をしつけてあげましょう。
愛犬の”無駄吠え”を止めさせるしつけを行うには、しつけの基本と
言われている「お座り」「伏せ」「待て」の3つがきちんと出来る
ようになっていることが前提となります。



この3つは、色々ある犬のしつけの中でも、基本中の基本で、愛犬に
「飼い主がリーダーで、リーダーの指示には必ず従う」と理解させ
るものです。


万が一、この3つが出来ない犬の場合は、無駄吠えを止めさせる為の
しつけと一緒に、愛犬との信頼関係を作った上で、基本となる訓練を
行うことからスタートしましょう。



犬が吠えるという行為をする時は、その時の心理状態により、微妙に
吠える声や吠え方が違います。


普通、周りの状況に対して警戒や威嚇の目的で吠える時には低めの
トーンで、心配や甘えから吠える時には高めのトーンで吠えます。
そして、寂しい時には遠吠えのように、何かを要求している時には
しっかりした声で「ワンワン!!」と吠えたりします。



こうして、愛犬が置かれた場面などにより吠え方が異なってきますので、
無駄吠えに対処するには、愛犬がどうして吠えているのか?しっかり
愛犬の気持ちを把握した上で対応しなくてはいけません。



そして、無駄吠えを止めさせる方法ですが、環境改善・罰・慣れ・無視
などの方法があります。


愛犬の吠えている時の状況や心理によって、
どのような方法が一番ベストなのかを見極めなくてはなりません。



吠える行為にイライラして、頭ごなしに愛犬を叱りつけるのではなく、
愛犬がどうして吠えているのか考えて、吠えずに済む状況を作って
あげるように努めてみて下さい。