先日の長門市への見学の後、スズキ自販さんのセミナーに行ってきました。
その先生が昨年行かれたデンマークやノルウェーの話を聞いたのでご紹介しておきます。
まず、所得税が64%、消費税25%、お酒や車は100%の税金。
これだけ聞くとなんちゅう国じゃ!と思いますよね。
2000円のTシャツを買えば2500円になるわけで500円が消費税。
税抜き100万円のワゴンRを買えば200万円になる訳です。
軽自動車が200万円なんてありえん・・・。
わたくしがこよなく愛する100円の発泡酒や酎ハイは200円になる訳ですね。
しかし、そんだけ税金を集める訳ですから社会保障は凄いです。
出産費は無料。出産お祝い金50万円支給。
出産育児休暇は56週、もちろんその間の給料も支給。しかもお父さんも8週の産休。
18歳になるまで毎年20万円の児童手当が支給される。(←この辺を民主党はパクったっぽいですね)
幼稚園から大学まで学費無料。しかも大学生には毎月お小遣い9万円もらえるようです。
医療費も無料、入院、手術も無料、歯の治療も無料。
結婚式も介護サービスも葬式も無料。
年金も掛け金なしでもらえ、失業保険も90%を補償される。
病欠も給料の70%支給、子供の病気で20日まで休める
などなど、自分達が聞いてると凄いなと思いますが、それが良いのかは考えさせられますね。
ノルウェーの平均世帯年収が600万円、そのほとんどが共稼ぎなので世帯年収は1200万円なんだそうです。
先生の話では社会保障が良すぎても、働く人の気力はそがれてるし、経営者は非常に苦労されてるそうです。
高価な車や買い物をしないで普通に暮らしてれば結婚して子供ができても特別お金は必要ないわけで、物価が高いのか安いのかわかりませんが、食費を含めた生活費さえ稼いでればお金に苦労することはあまりないのかもしれません。
でも競争社会じゃなくなってしまうでしょうし、毎日が刺激もなくてそんなに楽しくないかもしれませんね。