先日、委託販売で受けている車(ノア)の商談をしました。


最初からリヤバンパーと右のクォーター、右のステップ、フロントバンパーに傷がありましたので、傷があると見てもらうのに印象が悪くなるので綺麗に修理しておきましたと説明してから見てもらいました。


修理前の写真を撮っておけば良かったと反省してます。


見に来られて次の日にお父さん?と来店されました。

すると事故車じゃないんか?事故車じゃないんか?のオンパレード。

ホイールキャップに1周傷があるのはおかしいとか、下回りに傷があるとか、こっちは大きなダメージはないし、フロントバンパーの修理も前の車に軽く当たったくらいでたいした事故というほどのものではないですとオーナーさんからも聞いてたし、自分もリフトアップして下回りのチックもして事故車じゃないと言っているのに納得がいかないようでした。

言っても聞かない人には何言ってもしょうがないので、「信用してもらえないなら商談やめましょう!後から故障が出たりしたら何言われるかわかりませんから。」とこちらから切り出しました。


ホイールキャップやバンパーをこすったりしたのまで事故車と言ってたら世の中を走ってる車や展示場に並んでる中古車は半分以上事故車になっちゃいます。


その日は「じゃあ、いいです。」と帰られたのですが、情けないというか腹立たしいというか嫌な一日の終わり方でした。


自分の態度、対応も悪かったかもしれませんが、営業マンや販売員も人間なんで感情があります。

売りたくない人っていうのもあるもんなんです。

決して安くない買い物なんで気持ちよく買って欲しいし、こちらも気持ち良く販売したいです。

売った後の故障や整備などの対応もありますしね。


頭に来るだけじゃなく、きちんと反省もしております。

時間がなかったので今回のノアはどうしても無理だったんですが、最近更新をしてなかったオークネットさんの品質評価書をつけておけば良かったんです。


オークネットという会社や言葉を聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、テレビオークションの老舗でテレビで紹介されたりもしてますし、以前は東証に上場もしていた会社です。(現在は経営の自由化?の為に自社株買いをして市場からお金を集めることをやめちゃいました)


そのオークネットさんの検査員が広島から当社まで来てくれて登録している車一台一台の傷の場所から不具合までチックしてくれて、格付け(点数をつけてくれる)をして評価書を出してくれるんです。


自動車業界でも厳しいチェックで有名な第三者機関のオークネットさんの検査を受けた車なんで、何もない車よりは安心して購入できると思います。


ちなみにこんな評価書です。


店長@温品のブログ


今回の反省を生かして、これからは全車にこの評価書を添付して販売したいと思います。

安心を売る努力が足りませんでした。


後日談と言いますか、そのお客さん丁寧にカーセンサーに事故ナシの表記がおかしいとクレームをつけられたようです。


カーセンサーの営業からその旨の連絡が入りましたので、事故車ではありません、オークネットの評価書の写真もUPしますと伝え、そこまでやってもらえれば問題ないですと電話を切りました。


明日以降、オークネットの評価書ができますので、その写真をカーセンサー、Goo-Net両方にUPしたいと思います。