植木鉢から生えるキノコ | 晴好雨奇、晴れても雨でも美しい

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他の方のSNSでも話題に上がるキノコ。

「コガネキヌカラカサダケ」

熱帯原産のキノコ。

うちの植木鉢にも生えてきました。

 

高温多湿を好むので、

この時期しばしば生えてきます。

 

キノコも可愛いです。

 

でも、全ての鉢に生える訳ではありません。

 

このキノコが生える鉢は、輸入の有機堆肥が使われていて、

その素材に胞子が付着していることと、

生育条件が合致している事。

この場合、

ココヤシ原料のチップを植え込み材として使った事が原因。

そして、素材そのものが完熟の堆肥ではない事。

今、こも鉢の中で、コガネキヌカラカサタケの

菌糸がしっかり増殖中です。

 

気持ち悪く感じる人も多いかもしれませんね。

 

 

キノコは決して悪者ではありません。

 

時に、生きた樹木に寄生して枯らしてしまう種類もありますが、

キノコそのものは、樹木や葉を栄養にして育ち、

分解して、土に還していきます。

 

故に、

素材が完全に分解されキノコの栄養源が無くなると、

キノコも生えなくなります。

 

椎茸のホダ木も

一度菌打ちしたからといって、

永遠に椎茸が生え続ける訳ではないですよね。

 

見た目を気にする場合、

除去していくか、

土を未熟な堆肥が含まれていない物に変えると良いです。