何があっても全部自分の人生だって思えたら
今まであった多少の重圧が一気に無くなった
大きな山をいくつも越えたからこそかもしれないけど
何とかなるもんだ
って思えてる気がする
ちゃんとしないととか
人に迷惑をかけないとか
結果を出さなくちゃとかを
もうすっかり排除出来た
人に迷惑をかけないのは重要っぽいけど
今までの私は人の分まで苦労を背負う性質だった
誰かが楽になるなら私が頑張る
誰かが大変になるのなら私が苦労する
そんな考え方をしてた
でもある時
それって学びの一人占め？って思った
私は自分に負荷をかけて
たくさんの学びを得るけど
本来学ぶはずの人が学べないじゃないって．．．
それから遠慮するようになった
苦労を分配することに決めた
まだ多少過去の匂いは残ってるけど
見て見ぬ振りも出来るようになった
後は何もしなくても満たされるってことを学ぶべきかも
常に何かの結果を出そうと頑張って来たけど
形が無くてもナチュラルに満たされる感覚
ただ存在するって感じ？
何かをしなくちゃ価値が無いじゃなくて
存在が価値ってこと
二週間前から
家族の短期療養の為に私の居住スペースを解放したけど
家族がゲームを楽しむ部屋が仏間になってる
両親の大きな写真が飾ってあって
常に文句を言われてるようだと家族は言う
まあ子どもの頃に散々小言を言われた関係だからそう感じるのかも
もうそろそろ大きな写真はしまおうと思ってたから
思い切って片付けた
両親が納得したお気に入り写真でも無いし
敢えて飾っておくことも無い
母が気に入ってたんだろう大切にしまってあった写真
見たことも無いオシャレをした二人の写真は
ちゃんと写真立てに入れて飾ってあるから
あれはもういいかなって思った
両親とも元気とは言えない頃の写真だから
私にとっては心地良く無いもの
保管という形で押し入れの中に収納した
大丈夫
存在は消えない
いつでもコンタクトが取れる
二人ともはつらつとしてて身軽
私はとても羨ましい
