すご~く昔
雑誌の記事で人気のデザイナーが
古い布の切れ端とかが好きだと言っていた
高価な美しい生地も素敵だけど
すすけた古い布に綺麗な模様があるのを見つけたりすると
もの凄く得した気分になるって
豪華な生地に小さなシミを見つけたら残念過ぎるしねって
そんな言葉が未だに心に残る
昔はこんな手書きっぽい柄も多かったから
そんな気持ちが良く分かった
今日はそれを思い出した
隣の空き家だったところも新築四棟出来たけど
私地域は今新築ブーム
地主さんの相続ブームがそうさせてるんだけど
魅力的な家がどんどん建つ
その一棟が入居済みになって生活感が出て来た
そしたらそうなるよねって思ったけど
ゴミ箱や掃除道具は必要だもんね
そうなるよね
って一人でつぶやく
我が家は古くて心配されるような建物だから
ゴミ箱も掃除道具も良く似合う(^^;)
だから
好きにいじって好きに飾る
何処を見るか何を見るか?
そんなこともあって私は古民家が好き
新築はなかなかの違和感あり
タワマンとか絶対無理だろうな
ターシャみたいになりたいもの
でも昔からこんな嗜好だったかって言うと
もしかしたら違ってたかも
普通に新築がいいって思ってたのかもしれない
だんだん掘り起こされた素の自分
そんなことのような気もする
人間って大事な「助けて」はなかなか言えない
どうでもいい時には簡単に言えるのにね
今日はすいとん
すいとんばっかり食べてた時
仏壇から「戦時中じゃあるまいし」って母に叱られて
ダンサーの卵に「小麦粉固めたの食べてる」って家族にチクられて
禁断の食べ物になってたけど今日は食べたい日
でも
海鮮丼はご馳走になれるなら
私はいつでも食べたい




