インドのバーラサイの寺院の中には宿泊施設があり、25歳以上であれば泊まれました。今は担当者がいませんから、訪問することはとても難しいと思います。若い人は、保護者がついていないと泊まれない、など、ルールがいくつかありました。その中に、部屋にいない時はドアに鍵をかける、というものがありました。ところが、ここは神聖な場所だし、泥棒なんて入らない、大丈夫に決まってるじゃな〜いと言って、鍵をかけない人たちが一定数いました。しかし、泥棒は何人かいたのです。
ヒンズー教のお祭り日のことです。そういう時は、外部から大勢の人がやってきます。そして、滞在者が部屋に鍵をかけておらず、何か物を盗まれてしまったことがありました。何だったか覚えていません…。
また、ある時は滞在者の西洋人の女性が、別の滞在者の財布からお金を抜き取る、ということをしていました。その人は、自分のことを「女神」だと信じており、バーラサイとチャネリング、交信をしていると信じていました。こういう方はスピリチュアル界隈によくいます…。それで、彼女は女神ですから、自分は綺麗な格好をしていなければならず、お洒落なサリーを買うために他人からお金を盗むことが許されると、本気で信じていたのです。そうして盗んだお金でサリーを買い、それを着ていたのです。なんと、彼女は小学校の先生でした! 彼女はバーラサイの寺院を出入り禁止になりました。
部屋に泥棒が入ったという話をしていた時、バーラサイは私たちにこう言いました。
「人に罪を犯す機会を与えてはなりません」
それは、部屋に鍵をかけることだけを指してはいませんでした。
私は、親が携帯を小学生などに渡し、SNSを自由に使わせていることが現在進行形で犯罪に繋がっていると思います。子供側にその意思がなくても、狙う人たちがネットやSNSの世界に大勢いることを知ってほしいです。
今の世の中、誰も彼もがお金を追いかけ、お金のためなら何でもする人があちらこちらにいます。
「SNSの闇バイト」って怖くないですか?
最近、大人の男性ですが、普通の仕事だと思ってSNSで応募したら、先に身分証のような写真や個人情報を渡してしまったがために、危ない仕事をやらされそうになりました。言う通りにしないと勤務先に電話するぞ、と脅されたと言います。また、私の知り合いに、儲け話に乗ってしまい400万円の詐欺にあった人もいます。犯人はわからず1円も戻ってきませんでした。
「お金を追いかけすぎるのは良くありません」とバーラサイ。そんな当たり前のことがわからない人が、アメブロやYouTube、ネットの世界に大勢いますね。…そういう方々のことがとても心配です。
先日からニュースになっている、栃木県の二つの遺体が見つかった事件ですが、逮捕された人たちが1000万円ほどの報酬のために関与したとかいう話が出てきたのをご存知でしょうか。元刑事の小川さんが被害者の宝島さんの知人にインタビューをしている動画です。見るのはそれほど重要ではないかもしれませんが一応ご紹介しておきます。
1000万円もらえれば悪いことをしてもいい、という気の毒な単純思考。刑務所に入る人生を想像できないんですね。捕まらない場合、おそらくもっと悲惨で怖いものが待っているんですが、今は因果応報なんて親が教えないですし、親も知らずに教えられないという…。もし、多くの人が因果応報について学んでいたら、この世の中はもう少し安全で幸せな世界であるはずです。子供には因果応報の怖さと正確さを教えたいものです。そういう方が一人でも多く増えますように。日本昔ばなしとか選んで見せるといいと思うのですよね…
さて、千葉県の高校生が闇バイトで捕まった事件です。数日前の話なのですね。私はさっき知ったばかりです。すごい世の中ですね! 子供に携帯さえ渡していなければ、起こらなかった事件が今、たくさんあると思います。おそらく氷山の一角です。これは元少年院で指導していた方の動画です。
少女たちも負けていません。今、自ら進んでお金のためにパパ活をしていなくても、優しい人に出会ったと思って心を許してしまい、騙され、売春や様々な性犯罪に巻き込まれていることを知っておいてください。もう、ここにはとても紹介できないような話があります。その一つがwikipediaにもあるバッキー事件です。この事件も今日知ったばかりです。そして、犯人は刑期を終えて出所しており、またAVのための会社を始めているそうです。恐ろしいですね・・・。自分のお嬢さんがぜーったいに関わらないという自信がありますかテレビに出たいとか、モデルになりたいとか、突然スカウトされて浮かれてしまう。そういう少女がターゲットです。