初めて花つきの株をもらうと、まず心配になるのが水やりだ。

デンドロビュームは高価なため、枯らすと大変だから、水切れさせないように気をつけなくてはいけないと、毎日水を与えている人が多い。

ところが、開花中の株に毎日水をやると、根腐れを起こしやすく、花を早く終わらせ、株を衰弱させることになるので、気をつけること。

少しでも長く花を楽しむためには、水は控えめにするのがよい。

デンドロビュームをはじめ、洋ラン類は原則として生長休止期に咲く。

この時期は春~夏の生長期に比べ、水を吸う力がかなり弱い。

夏のように水やりの回数を多くしてはダメだ。

植え込み材料の表面が乾いてから与えればよい。

西口一希(ガーデニング)